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つくもがみ笑います

つくもがみ笑います

つくもがみ笑います

作家
畠中恵
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-01-10
ISBN
9784041072288
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「つくもがみ笑います」のおすすめレビュー

恋あり謎ありあやかしあり…アニメ化も話題のお江戸ファンタジー最新刊!

『つくもがみ笑います』(畠中恵/KADOKAWA)

 古い人形が意思をもって動き出す、というのは怪談の定番だが、人形に限らず長い時を生きた道具には魂が宿るという。優れた名品や人の想いのこめられた古道具が、100年の時を経て自由に話し動き回れる“付喪神”となり活躍するのが『つくもがみ貸します』(KADOKAWA)から始まる「つくもがみ」シリーズだ。著者の畠中恵さんといえば、病弱な若旦那と彼を見守る妖怪たちをめぐる「しゃばけ」シリーズ(累計840万部突破!)が人気だが、あやかしのかわいさと、彼らとの対比で描かれる切なさを孕んだ人間模様は、最新刊『つくもがみ笑います』(畠中恵/KADOKAWA)が刊行されたばかりの本シリーズも負けてはいない。

「つくもがみ」シリーズの魅力はなんといっても「時を経ること」にある。付喪神の話だけではない。付喪神とかかわる人間たちも、だ。

 物語の舞台となるのは、つくもがみたちが多数おわします出雲屋。深川の古道具屋兼損料屋だ。損料屋というのは、鍋や根付、ふとんなど、保有している古道具をなんでも貸し付けてくれる店のことだが、出雲屋…

2019/2/23

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つくもがみ笑います / 感想・レビュー

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いつでも母さん

このシリーズは多分1作目は既読。ひさしぶりなので新鮮な感じで(笑)読み始めるも『しゃばけシリーズ』がちらついて・・面白くはあるのだけれど、それ以上ではない(辛口御免)好みと言うか推しキャラがいないからかもねぇ。このシリーズもどこまでも続くのかな?

2019/02/08

初美マリン

久しぶりに読んだつくもがみ、新しい仲間阿久徳屋、あくとくやなかなか頼もしく愉快なキャラクターで次回が楽しみになりました。

2020/07/08

あっか

つくもがみシリーズ最新作、第3弾。お江戸ミステリ&ファンタジーで連作短編集です。一作目で付喪神たちが存在をひた隠しにしていたのが嘘のように人間たちと会話して、しかもそれを知る存在が少しずつ増えているのが微笑ましい^^トイストーリーのように、モノたちがちょこまか動く姿を頭に思い浮かべながら読みました。今巻も良いキャラがたくさん登場。十夜も春夜もしっかり者キャラで、成長が楽しみです。寛永寺が出てきたけど、その内若旦那たちもチラッと登場しないかしら。笑 妖同士の邂逅を期待!

2019/04/08

付喪神ってこんなに前に出て来てたっけ、というのが最初の感想。読み進めて世代交代してたことに気付く。新キャラが強烈なのでシリーズ物っていう感じはしなかった。人と妖のほのぼのとした思いやりはこの作者らしい

2019/04/08

紫 綺

つくもがみシリーズ第3弾。もうキャラ増やしすぎ‼️しゃばけシリーズの家鳴りたちと被る。マンネリの上、作者の文章力が上達しないので解りづらいところ、多々あり。

2022/01/19

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