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地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~(2) (角川コミックス・エース)

地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~(2) (角川コミックス・エース)

地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~(2) (角川コミックス・エース)

作家
鬼頭えん
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-01-10
ISBN
9784041074961
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地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~(2) (角川コミックス・エース) / 感想・レビュー

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のれん

妖精物語では人間が生死の境界が曖昧な話が出てくることが多いが、中世という現実でそれが起きた現象を事細かく描写している。まさしくリアリティのあるファンタジー。 アイラという神話の伝説とイーニッドという娼婦という現実の対立構造が本当に面白い。 というかイーニッド周りの描写が具体的すぎる。中世ならではの女の自立を描いていて、作者の作品に対する姿勢を感じる。 いよいよ次回はダグザの大釜と繋がるマビノギオンの再生の大釜が動き出す。リアリティとファンタジーをどうまとめるのか、是非とも予想を裏切る展開を期待したい。

2019/11/19

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