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イリュージョン 最終版 (角川文庫)

イリュージョン 最終版 (角川文庫)

イリュージョン 最終版 (角川文庫)

作家
松岡圭祐
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-09-22
ISBN
9784041075173
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イリュージョン 最終版 (角川文庫) / 感想・レビュー

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えみゅこ 

前作よりもちょっと落ちた?彬の半生が淡々と描かれて派手なイリュージョンもなく。いくら顔を変えても気づかないってのもちょっと?が残ります。

2019/09/22

Shun

「マジシャン」の続編が描かれます。探偵小説のような読み味の前作と変わって、今作はマジシャンとしての能力を利用して次々と万引き犯罪に手を染めてきた少年・椎橋彬の人生譚を描く前半部分がメイン。マジシャンとしてのスキルを活かし沙希と彬、二人の未成年は違った道を歩んできた。未成年でありながら大規模な万引き行為により社会の大人たちに対して挑んだ彬の内面を描きながら、大人たちへの不信感を膨らませてきた彬や沙希のような未成年の心に寄り添えるか考えさせられた。前作を読んでいると特に終盤での二人の交流には温かさを感じます。

2019/07/24

小学館文庫で既読だったが、角川文庫の最終版は初読。小学館で読んだのが15年ほど前なので内容はほぼ忘れていた。なので、どこがどういう風に書き直されたのかがわからず。前作『マジシャン』の続編という立ち位置になっているが、こちらだけ読んでも大丈夫な感じではある。家庭が壊れ、家出をして万引きGメンになる彬の生い立ちが半分以上。前作の主要登場人物である沙希と舛城が出てきてからは一気読みだった。正直、そこまでが長すぎる印象。どちらかをオススメしろと言われたら『マジシャン』に軍配を上げるかな。

2020/11/19

そうたそ@吉

★★★★☆ 「マジシャン」の方が先のようだが、こちらから読んでも特に問題なかった。手品をうまい具合にミステリを絡めている具合はさすが。新装版とのことでどれくらい加筆修正されたのかはわからないが読みやすかったのは間違いない。青年ながらもどんな手口も見破る万引きGメンである一方でマジックの知識を利用し周囲を欺く大胆不敵な犯罪を行う椎橋彬との対決が描かれるが、彬のキャラが立っており面白かった。前半まるごとを使って彬を描いたことにより後半が活きてきた気がする。

2018/12/24

えみ

家出をした15歳の少年がマジックを武器に飢えをしのぎ職を得て生きる。万引きGメンの職を得た椎橋彬は天才的な能力を発揮し、次々と万引き犯を捕まえる。職場にも派遣先の店にも信用され、その活躍が報じられて世間にも認められる。しかしその一方でマジックを悪用し、自らが万引き犯となり様々な物に手を出していく。大人に対する憎悪や憧れが制御できない彬はやはり子供なのだと思った。罪を正当化し続け、周りを騙し続け、自分さえも欺き、一体何の意味があるのだろうと虚しくなった。刑事・舛城の優しさが結局皆を救う一番のマジックだった。

2018/10/16

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