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丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選 (角川文庫)

丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選 (角川文庫)

丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選 (角川文庫)

作家
横溝正史
日下三蔵
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-11-22
ISBN
9784041075432
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丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選 (角川文庫) / 感想・レビュー

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カムイ

横溝正史の作品では久しぶりに読了。横溝は金田一耕助シリーズが有名ですが戦前に書かれた怪奇物の作品が目白押しである、由利麟太郎の【鬼火】は好きでたまに再読することがある。さて今回の短編集は30ページ程度の短さでサクサク読めます、昭和初期の時代背景なのでせむしや小人症など不適切な表現はあるがそれはオドロオドロする為の装置みたいな扱いなのだろう、【山名耕作の不思議な生活】はここに入れるのはどうかなと疑問はあったけど落ちとしては山名耕作の夢敗れるのはブラックとして受け取った【舌】短いが一番好きだギョッとしました→

2021/04/11

coco夏ko10角

14の作品収録の短編集。特によかったのは『川越雄作の不思議な旅館』それから『犯罪を猟る男』『妖説血屋敷』『湖畔』色んなタイプの作品があって面白い。

2019/06/10

takaya

昭和初期の戦前に書かれた短編集。ほとんどがミステリーというよりホラーという感じの作品です。横溝正史の原点ともいうべき作品はどれも面白く、期待以上でした。ホラーの古典ともいうべき傑作だと思います。

2022/06/04

agtk

久々の横溝正史。怪奇探偵小説とあるが耽美色が強い短編集。「山名耕作~」「川越雄作~」のラストには思わず笑ってしまう。どの作品も好きだが、特に好きなのは「青い外套を着た女」「犯罪を猟る男」「妖説血屋敷」あたり。以前に読んだ作品も多かったけど、忘れていたものが多かったのでよかった。それにしても、どれも古い作品なのにとてもよみやすく、ぐいぐいひきこまれるのはさすが。久しぶりに横溝作品を読み返したいが、実家の本棚を探索するか、新しく買うか悩みどころだな。

2018/12/02

あここ

面白いわぁ・・昭和初期に書かれたとは思えへんな。。全然文章が古く感じひん。雰囲気は大正か昭和感たっぷりやけど、それがまたええわ。短編でもしっかり楽しめる。他の作品も読んでいきたい。え!?「血屋敷」ってダイイングメッセージ・・死にかけで書くにはなかなかハードルが高いんちゃうやろうか。。結構気になった(笑)「舌」を読み始めて、これめっちゃ短かったら面白そうやなって思ってたらホンマに短くて嬉しかった。1話目の節約男の家がイメージできひんのやけど。壁がない?わけないよな。人ん家の上に乗ってる?理由がなかなか好き。

2019/02/08

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