犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと (角川文庫)
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犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと (角川文庫) / 感想・レビュー
ぶち
聖路加国際病院は、日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた病院です。著者がその小児病棟でおよそ3年半にわたり取材し、出会った4人の忘れがたい子供たちの生死を記したノンフィクションです。入院中であっても、子どもたちが豊かな時間を過ごし、困難を乗り越えていけるように、医師や看護師、保育士、心理士、チャプレン(病院等で働く牧師)、特別学級の教諭、そして家族たちの取り組みについて、四人の子どもたちを通して描いた記録です。 子供たちの健気さに涙し、この病院の看護の姿勢に大いに感銘をうけました。
2019/03/25
アオ
日本で初めて、小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関、聖路加国際病院。そこで難病と闘う4人の子どもたちの生死を通して描いた記録。子どもの成長は驚くほど早い。病気を理由に時間を止めていいわけがないよなとストンと入ってきた。犬の共感能力の高さは自分も犬を飼っているので「わかる」と頷いてしまうし飼う前と飼った後ではストレスの質が違うような気がする。簡単に10年後の想像をしている自分と明日はどうなるかわからない子どもたちとは180℃違い過ぎて、きっと節目節目に難病と闘う子ども達のことを思い出すんだろうな。
2023/06/14
ebi_m
聖路加国際病院の小児病棟の取り組みをレポートしています。セラピー犬に限らない「トータルケア」の話でした。
2019/12/31
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