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私のサイクロプス (角川文庫)

私のサイクロプス (角川文庫)

私のサイクロプス (角川文庫)

作家
山白朝子
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-02-23
ISBN
9784041077634
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あらすじ

出ては迷う旅本作家和泉蝋庵。荷物もちの耳彦とおつきの少女・輪、三人が辿りつく先で出会うのは悲劇かそれとも……。怪談専門誌「幽」の人気連載に書き下ろし「星と熊の悲劇」を加えた九篇の連作短編集。

ジャンル

私のサイクロプス (角川文庫) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

輪が旅に加わっている・・・。そうか、輪廻転生を繰り返した彼女なら、旅に加わっていてもおかしくないか。輪が加わった分、耳彦への突っ込みが蠟庵や読者の手を離れる。四角い頭蓋骨や死の山など、今回の旅も世界観を揺さぶられる物語が多く、霧深い山道を覚束ない足取りで歩くような読書体験。続きは読めないのかなぁ。いや、きっと何処かで再会出来ると信じよう。

2019/03/13

一華

迷い癖の旅本作家の和泉蠟庵・荷物持ちの耳彦・版元で働く輪の3人の世にも怪異な物語9話…怖ろしくも哀しい表題作が心に残る。蠟庵の出生の秘密を探るべく怪異譚を集め旅を続けるよう…次回作も楽しみ。

2019/03/09

あおやまみなみ

旅本作家である蠟庵と荷物持ちの耳彦、書物問屋の輪。そんな3人が旅先で出会うのは、河童やサイクロプスなどの怪異や降りることのできない山などの不思議な場所で──。 おぞましい描写やグロテスクな死体が多く出てくるのに、キャラクターが魅力的でするする読めてしまう。耳彦の駄目っぷりと彼に対して辛辣な輪の罵倒が好きです。 表題作『私のサイクロプス』がすごくよかった。

2019/03/10

星野流人

迷子癖のある旅本作家・和泉蠟庵が、旅の途中に迷い込んでしまった不気味な物語を収録する短編集。前作「エムブリヲ奇譚」での相棒の耳彦に加えて、今回からは版元の娘の輪も加わり、より楽しく読めました。楽しく読めた、とはいうものの基本はホラー小説で、おどろおどろしく背筋の凍るような話や後味の悪い話が多いのですが。それでも読んでいて不気味やさ不快感だけでなくおもしろいと思わせてくるのだから見事なものです。「ハユタラスの翡翠」は全編通してコミカルで、怖いけど楽しい物語でした。耳彦には悪いですが…。「死の山」も好みでした

2019/03/12

かとり

山白名義の本は初めて読んだけど、面白かったー。どれも好み。耳彦はもう最低なんだけど、憎めなさがすごい。三人のさっぱりとしているのに心地よい関係も好き。

2019/03/07

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