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アメリカン・ゴッズ 上 (角川文庫)

アメリカン・ゴッズ 上 (角川文庫)

アメリカン・ゴッズ 上 (角川文庫)

作家
ニール・ゲイマン
金原瑞人
野沢佳織
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-16
ISBN
9784041078440
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アメリカン・ゴッズ 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

現代アメリカを舞台にしたファンタジー小説だが、色を添えているのは世界各地の神話。そのうえメインキャラは好きな神話の主神という、私的★5評価確定本。表紙は多分主人公で、32歳刑務所上がりという雰囲気が出ているけれども、実際には礼儀正しい、清濁併せ呑む好青年。登場人物みんなに愛されてしまう王道主人公で、読んでいる私まで幸せを願いたくなる。「すべてうまくいくから」忘れ去られ打ち捨てられた者の悲哀に覆われた世界観は、別れと再生を予感させる。示唆に富み冗長さがない状況・心理描写も巧み。面白い! #ニコカド2020

2020/11/14

くさてる

面白い面白い。暴行罪で服役中の主人公が、妻の死により予定より早く出所。そしてある老紳士に出会ったことから、物語が急展開していく流れに、夢中になって読みました。登場人物がみな、謎めいて(主人公も含めて)、魅力的なので、読んでいてその運命を知りたくなってしまうし、それぞれの背景が明らかになっていく過程も面白い。下巻まで一気でした。

2020/08/22

hisa_NAO

人々の信仰・生贄がなくなり忘れ去られていく古の神々、新たな信仰を得て隆盛する新興の神々、最後の戦い・嵐の予感。巻き込まれる大柄で強面の主人公32歳シャドウ。 正直、下巻を半分も過ぎるまで、なんだか散漫な印象でした。決してつまらなくはないのですが、主人公と一緒にエキセントリックな神々に振り回され、何が起きてるのかわからない・筋のよく見えない話の中を彷徨ってました。 これが一転、話が見えだす第三部の途中から、俄然引き込まれます。 ホホウ、なるほど。大風呂敷を見事に畳みます。楽しめました。

2020/08/23

本の蟲

先日、柴田勝家の「アメリカン・ブッダ」を楽しんだので今度はこちら(もちろん作者は無関係です)。内容は「妖怪大戦争」や「シャーマンファイト」×久正人の「エリア51」って感じ。人種の坩堝アメリカ合衆国。様々な人間が故郷から信仰や神話を持ち込み、そして忘れていった。古い神々や精霊は、今では信仰という糧を失い、人間にまぎれて工員やタクシードライバーとして糊口をしのいでいる。刑期を終え出所したばかりの主人公は、怪しげな男に雇われ、旧世代の神と、新世代の神(ネット・TV・クレジットカード)の対立に巻き込まれていく(続

2020/08/29

三千世界の烏

ゲイマン世界初体験。シャドウはムショ帰り、哀愁漂う寡黙なタフガイ。ベタぼれの奥さん(故人)から寝取られ告白で死体蹴りならぬ死体蹴られの仕打ち(涙)の「ナイトホークス」が似合う男。雇用主は胡散臭さが服を着たMrウェンズディ。モーテルにお姉チャンを呼ぶ零落した神。古い神を結集して新しい神打倒を宣うも高齢者詐欺にしかみえない不思議。給料払うのに情緒溢れる描写で夜間金庫詐欺をしてはいけません(笑)。独自な風合いをもつ二人のロードムービーです。渡米した忘れられし神々の幕間話もあり神話・民族史が好きな方に。

2020/08/31

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