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S霊園 怪談実話集 (角川ホラー文庫)

S霊園 怪談実話集 (角川ホラー文庫)

S霊園 怪談実話集 (角川ホラー文庫)

作家
福澤徹三
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-07-24
ISBN
9784041081945
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あらすじ

携帯メールを打っている最中、変換された奇妙な文章と、その後起きた恐ろしい出来事(「誤変換」)、「兄物」と書かれた古い箱を開けた少年を襲う恐怖(「あにもの」)など、端正な筆致でつづる怪談実話集。

S霊園 怪談実話集 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。語られている内容自体は大した事が無いか勘違いみたいなのも多いのであるが、著者の淡々としていてそれで段々と盛り上げてくるような語り口が実に上手い。「カップ麺のゆくえ」なんて、カップ麺が無くなるというただそれだけの話なのにそれを読ませるのは筆力というか何というか。ただ「事故が相次ぐ場所」とか表題作の「S霊園」とかだと、その淡々とした筆致が別の迫力を持って迫ってくる。「事故の相次ぐ場所」の実例が羅列される部分の怖さと言ったら…。やはり実話怪談は話の内容もそうだけど、筆力も重要と教えられた一冊でした。

2019/08/30

なっち

購入して即イッキ読みしてしまった~一話ずつが短いからどんどん読めちゃう。実話だからこそオチが不明で当たり前。それこそがリアリティだと思う。そんな中『黒い縦線』とか、こんな経験したら腰も抜けるわ。『S霊園』って、あの霊園?

2019/08/24

あーびん

平易な文章でさらっと怪異が語られているので、仕事後の疲れた頭で読んでいると「ん?今のどこが怖かった?」と読み飛ばしそうになるほど。福澤さんの怪談は淡々としたこの距離感がよい。日常のなかに紛れて何かの拍子に遭遇してしまう怪異。気づかないだけで自分のまわりにもけっこうありそうな気がしてきた。できることなら気づきたくはないけれど。

2019/09/30

澤水月

淡々とつづられる市井の人々の体験、細かな描写に臨場感溢れる。恐らく福岡(九州)の話が多いと思われ土地の言葉や気風、習俗が行間から立ち上る。大島てるはすっかり怪談世界の重要項目に。実話怪談ブーム初期から書き続けてこられた著者をもってして「ブームの終わり、落ち着き」が後書きでなされている寂寥… 今は乱立しすぎと個人的に思うので良質なものが残り評価されてほしいなとしみじみ

2019/07/29

naji

夏の暑い夜に涼しむため読了。サラッと読めて、ゾクッと出来る内容も面白かった。

2019/09/01

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