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よこやり清左衛門仕置帳 (角川文庫)

よこやり清左衛門仕置帳 (角川文庫)

よこやり清左衛門仕置帳 (角川文庫)

作家
平谷美樹
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-04-24
ISBN
9784041082058
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よこやり清左衛門仕置帳 (角川文庫) / 感想・レビュー

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やま

よこやり清左衛門仕置帳シリーズの1作目。2019.04発行。 字の大きさは、中。小伝馬町の牢屋敷には、囚人の管理を行う牢屋同心がおり、そのうち上位3人の者が鍵番を務める。鍵番同心・清左衛門には、別名「よこやり清左衛門」といわれる。なぜかと言うと、町奉行所が牢にいれた者の中から、冤罪と思われる者を見つけだして独自の探索を始めて、真犯人を見つけ出す。なお、牢屋同心には探索権はないが、神君家康から先祖が賜ったお墨付きが有るため誰からも咎められない。どんな冤罪を解決するか…。平谷美樹さんの本を読むのは始めてです。

2019/12/14

タイ子

何やら新しい正義の味方(?)登場ですね。牢に繋がれた罪人の中に冤罪の疑いの者を見つけ詮議に疑義を唱え、再探索をするという人呼んで「よこやり清左衛門」。彼の元に新人の政之輔が助役となり、側で働く者たちと真相究明に乗り出す話。それにしても、水野忠邦、鳥居耀蔵は時代小説の悪役としてたびたび盛り上げてくれます。悪役はアクが強いほど面白いですから。遠山の金さんもひと暴れ、やっぱ金さんは遊び人だったんだな(笑)面白い流れで終わったので続編が楽しみ!

2019/05/27

真理そら

冤罪に泣く人のために横やりを入れて無実を証明するというカッコイイ役なのに、与力や同心からは面目を潰したと白い目で見られる鍵番同心・清左衛門。牢屋同心の嫡男・進藤政之輔は鍵番助役として清左衛門に振り回される。物語の終わりに鳥居耀蔵が南町奉行に就任して今後の波乱が予想されるが…続編待ち。

2019/04/25

onasu

小伝馬町の牢屋、鍵番同心の紀野俣清左衞門は、入牢するも冤罪が疑われる者の嫌疑を晴らす(奉行所に横槍)という、何処ぞの局のお得意のドラマのような異色の捕物帖。語り部は同じく同心の倅だが、初出仕から何故か父親より数段上の役目、清左衞門の助役に就いた進藤政之輔。  時は天保、老中水野が南町奉行に鳥居を就ける辺り。清左衞門には、身分こそ低いが物怖じせずに物申せる仕掛けがある。  清左衞門の身辺は匂わしただけ、鳥居との確執もとば口のみと典型的なシリーズ初編か。政之輔の態度が少々鼻についたが、続編を期待しておきます。

2019/06/05

さくさくと♪よこやりとは、冤罪防止システムなんですね。御掃除之者シリーズの方が好みでした…、あちらの新作読みたいです。

2021/05/04

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