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深泥丘奇談・続々 (角川文庫)

深泥丘奇談・続々 (角川文庫)

深泥丘奇談・続々 (角川文庫)

作家
綾辻行人
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-08-23
ISBN
9784041084021
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深泥丘奇談・続々 (角川文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

安定の異京都怪奇連作短編集第三弾…ってこの巻で一区切りですと。なんとなくいつまでも続くものだと思ってたし、最終話もそれほど終わり感はなく、忘れた頃にどっかの雑誌で読みきり短編とか載ってても不思議なさそうですね。『よくできました』。今回、読み終えて残るのはなんといっても猫(笑)。コメディなのか怪奇なのかわからないところがツボな『猫密室』と、最終話『ねこしずめ』のくるくるまわる夢で見た“猫柱”とクライマックスの壮大な“猫柱”の対比の見事さよ。『死後の夢』のナナメな死後の意味もクスリと楽しい。

2019/09/18

眠る山猫屋

前作までをかなり以前に読んでいるので、記憶もうろ覚えなんですが、奥さんの名前やそっくりさんな医者たちは覚えているなぁ。そして全文に漂う〝揺らぎ〟。不安定な、まるで眩暈のような既視感。意図的に『夢十夜』をインプレッションしてくる空気が・・・心地好くも懐かしいような・・・。馬鹿馬鹿しいくらいシュールな物語や猫絡みのお話が多かったけれど、幻想譚には猫がよく似合います。筆者が語る最後の物語『ねこしずめ』のモデル、クライブ・バーカーの『丘に町が』かな?

2019/09/29

スカラベ

いや~、ゾクゾクしました。え?これで完結?してないけど・・・まぁ、いっか。けけけけ・・・。幻想京都を舞台に現実と虚構の狭間に迷い込んだ作家が出会うまさに奇談。本シリーズの綾辻ワールドには所々に軽妙なユーモアが散りばめられてもいて、その感性が自分にピタリとはまる・・・ような気がする。最後に登場する「ねこしずめ」での壮大な猫柱は、あの『血の本』シリーズで有名なクライヴ・パーカーの短編にイメージを重ね合わせたものだとか。恐らく『丘に、町が』のことと思われるが。ん~、ちょっと無理があるような気がする・・・にゃぁ。

2019/09/14

ひろ

既読の綾辻作品の中で一番好きなシリーズ。今作にて三部作が完結。忘却が重なり、何が真実かわからない中で展開される話は、まさに奇談。深泥丘という舞台が強力な故に、どんな話も内包できてしまうのがこのシリーズのすごいところ。ふとした思いつきさえも一短編に仕上がっている。「猫密室」はその最たる例だが、これまた味がある。そして、怪談にあるような湿った怖さが作品に充ちている。別作品の、とある名前が出てきたときには、ぞっとする心地がした。同じ舞台の作品がいつか出ることを熱望してやまない。

2019/09/20

ちえり

…ような気がする…ような気がして…ような気がした…ような気が… もうこれだけで笑けてきて。ミステリではないので、すっきり解決ないけど、いいやいいや。 石倉(四)氏まで出てきちゃって、(五)氏はどんなネタにするの?とか思ったけどこれ完結巻なんだな。ちょっと残念。 咲谷さん、またどこか(別の作品)でお目にかかれるでしょうか(笑)

2019/11/14

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