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勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~

勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~

勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~

作家
夏川草介
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-11-28
ISBN
9784041084229
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勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~ / 感想・レビュー

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やま

勿忘草の咲く町で~安曇野診療記~。2019.11発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。看護師の月岡美琴は、生まれも育ち信州松本であり、信濃大学医学部看護学科を卒業したのち、松本市郊外に有る小さな一般病院に就職した。美琴は、研修医の桂正太郎医師をとおして看護師として、また人間としても成長して行く。そんな中で、人の命について正面から寿命という現実の前に、命を守ることの大切さと、命をどう終わらせるかということを…。安曇野の美しい風景のなかで、四季折々のお花を織り交ぜながら美琴と正太郎の恋が育まれて行く

2020/01/29

修一郎

信州の緊急医療を担う本庄病院を描いた神様のカルテを読むといつも背筋が伸びて心が洗われてまた頑張んなきゃって思う。高齢者終末医療を扱う梓川病院に舞台が変わってもそれは同じだ。梓川病院は看取りと延命措置をどうしていくかをいつも考えている病院だ。ないないづくしのなか使命感をもって終末医療に関わる人たちの姿に頭が下がって自分も置かれた環境でやっていこうと思う。患者や家族の事情は様々だけれども自分は胃瘻してまでの延命措置はいらないな。高齢者医療については引き続き続編お願いします。恋愛要素はそんなにいりませんよ。

2020/01/25

名古屋ケムンパス

著者の描く安曇野の地は清らかに澄み渡り、優しさと癒しを育んでいます。でも、この地で研修医となった主人公の桂の向き合う医療の現場は、過酷さを極めていました。小さな巨人と称えられた指導医の三島先生はこう語ります。「医療は今、ひとつの限界点にある。(それは)大量の高齢者たちをいかに生かすかではなく、いかに死なせるかという問題だ。」物語は、終末医療の在り方に苦悩する若き研修医が、正解のない解を求める葛藤と、気丈に振舞い彼を懸命に支える若き看護師との恋を限りなく清々しく描くのです。

2020/01/16

hiro

この作品を読む前は、新しい作品より「神様のカルテ」シリーズの新刊をと思っていた。しかし、実際に読み終えてみると、久しぶりに清々しい気持ちなれる新しい作品に出会えてよかった。地方の小規模病院で働く、看護師と研修医の二人が主人公の連作短編集。もちろん現在の日本が抱えている高齢者医療の現実が、この若い二人の目を通して描かれていて、考えさせられることが多い。それ以上にさわやかな二人と、登場する“花”のおかげで心地よく読むことができた。あの居酒屋「九兵衛」も登場したが、神カルでこの二人と再会できることを望みたい。

2020/01/24

ナイスネイチャ

図書館本。設定としては神様のカルテと同じだが、この作品は高齢者医療の在り方と田舎の病院の実態がメイン。恋愛モノでもあり、続編続きそうな設定でもあり、新たなシリーズが出来た感じです。

2020/02/16

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