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文庫版 オジいサン (角川文庫)

文庫版 オジいサン (角川文庫)

文庫版 オジいサン (角川文庫)

作家
京極夏彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-12-24
ISBN
9784041084441
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文庫版 オジいサン (角川文庫) / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

益子徳一、72歳、独身の一人暮らし。ある日公園で小さな子に「オジいサン」と声を掛けられてからの一週間の物語。物語と言っても何も起こらない。ただ徳一さんが毎日何をして何を考えてるか、日記のように書かれているだけ。なのに面白い。徳一さんの境遇は私のものと似てる。そう遠くない未来に私も「オバあサン」と呼ばれる日が来るのだろう。その時、心安らかにそれを受け入れる事が出来るだろうか?歳をとる事が悲しい事だなんて思うような、そんな社会じゃほんとはいけないのにね。いくつになっても、人生謳歌出来ますように!

2020/04/29

coolgang1957

ラストシーンで徳一さんと田中電気さんが楽しそうで幸せそうでなんか涙が出てきた☺️ 当初は徳一さん、ヨボヨボであぶないんではと心配でしたが、そんなことは全くなく思慮深いダンディな人みたいなことが解ってきて、会う人ごとの的確な対応に感心してます。菊田さんは苦手みたいですが、知らなくても無関心じゃないって大事だと思います🤔 ……徳一さんへ👉玉子焼きは、箸で作れます。目玉焼きは最初小鉢に割ってからフライパンに入れればカケラなんかが入らなくて良い。と小学校の家庭科で習いました。😆😆😆

2020/01/15

onasu

70歳過ぎの一人暮らしのじい様の話しなんて、書く方も書く方だが、読む奴いるのかよ、てここにいたんだけどね。  徳一さんには、特段のことも起こらなければ、奇行もなく(言うなら良識的)、解説の宮部さんは賞賛されているけど、どう言ったってじいさんの日常だ。でも、読んでいると沁みてきて、後半にはクスッといったりも。  一人暮らしでは、そう呼ばれることもない中、公園で「オジいサン」と呼ばれて普通に反応したのが、改めての認識という肝なんだろうね。それと、隣家のおばさんみたいな年寄りへの決めつけは他山の石としておこう。

2020/03/11

ぴ〜る

1人の老人の何気ない日常が綴られている物語。なんでもないような事なんだけど自分もこんな風になってゆくのかなぁ〜こんな風にのんびり歳をとりたいなぁってふと思った。新型ウィルスで馬鹿みたいに買い占めが起きたり、人が人を平気で攻撃したり罵ったり鬱々とする毎日にホッと読める1冊だった。最後はほんわかあったかくなった。

2020/03/07

nemuro

何冊か買ったことはあるが、読了したのは、たぶん今回が初めて。妖怪小説というジャンルと各作品のボリューム(本の厚さ)への苦手意識もあり、ずっと躊躇してきた。帯の「なにも起きない老後。でも、それがいい」に惹かれての購入だった。定年退職後、公団アパートで一人暮らしする72歳の益子徳一が語る7日間。当然、彼に語らせているのは作者である京極夏彦な訳だが、誰しもが経験する日常生活や思いに対しての観察力と洞察力が、実に細かくて素晴らしい。「続きが読みたい。ぜひとも読みたい!」解説の宮部みゆき氏に、私も賛成。面白かった。

2020/03/21

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