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生きて行く私 (角川文庫)

生きて行く私 (角川文庫)

生きて行く私 (角川文庫)

作家
宇野千代
出版社
KADOKAWA
発売日
1996-02-19
ISBN
9784041086025
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生きて行く私 (角川文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

毎日新聞日曜くらぶ連載。暖簾、炬燵は今でも使うが、手水鉢、魂消た、吃驚という表現は最近書かない。分限者が財産家だというのは辞書を引いた。 宮田文子が出てくる。宇野千代の上手を行く様がすごい。最後は岐阜県の薄墨桜の保存の話。何が旨いといって、終わり方が美しい。

2013/08/14

真香@ゆるゆるペース

女流作家の宇野千代先生の自叙伝。自由奔放で天真爛漫なキャラはエネルギーの塊で、その人生はまるでジェットコースターのよう!面白くて結構なハイペースで読めてしまった。男性に対してもなかなかの発展家で、ここまで突き抜けてると悪印象という次元を超えて、清々しくて痛快。激動の時代を生き抜いてきた明治生まれは、ぬるま湯に浸かっている現代人とは比べ物にならないぐらいたくましいよなあ… 年齢を重ねても衰えない好奇心・バイタリティー・打たれ強さは、自分も見習いたい。人生楽しんだ者勝ちだ!と感じさせてくれる、元気が出る一冊。

2019/04/08

naoっぴ

なんとおおらかで豪胆な生き方!生への本能というか気迫というか、その前向き精神が素晴らしいと思いました。どんなに辛く苦しい時でも、それを愉しい場所として変容させる秘密の術とは聞くだけでこちらまで元気になれる話。とても積極的で好奇心旺盛な人だけに、男性遍歴もあらまあびっくりな感じではありますが、そのエネルギーは一体どこからわいてくるのか。いや男性は別として(笑)是非とも見習いたいと思いました。

2014/04/18

さきん

明治生まれで恋愛と結婚、離婚を4、5回繰り返し、心機一転に家を13回立て替えて100歳以上の大往生。3人分の伝記をまとめて読んでいる気分になった。雑誌が良く売れた時代で、作家業、着物の仕立てで稼ぐことができた。まだ作品を読んだことがないから読んでみたい。瀬戸内寂聴がかわいいくらいの人生。

2021/11/16

もっか

事実は小説よりも…という言葉があるがまさしくそれ。宇野千代さんの奔放すぎる人生が書かれています。思い立ったら後先考えず行動で100年ちょっと生きてきたのだなぁ。羨ましいというか凄すぎ。たくさんの人に迷惑かけてそれでも皆幸せって思えるポジションさが逞しい。開けっぴろげな男性遍歴もそこまで書いちゃって大丈夫なの?だし。好きに生きて皆を幸せにしたい、すてきな理想です。

2013/10/23

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