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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (3) (角川コミックス・エース)

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (3) (角川コミックス・エース)

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (3) (角川コミックス・エース)

作家
横田卓馬
伊瀬勝良
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-11-26
ISBN
9784041088548
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「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (3) (角川コミックス・エース)」のおすすめレビュー

1999年に世界が滅びるとしたら――。Windows98、PHS…90年代世紀末が舞台の青春グラフィティ!

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(横田卓馬:漫画、伊瀬勝良:原作/KADOKAWA)

 学内テストで万年2位の中学2年男子・神納はじめは、大人気のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(M:TG)」が大好き。不動の学年1位の座をキープする優等生にして美少女、沢渡慧美とは小学校時代からの犬猿の仲だ。しかし慧美もまた「M:TG」の凄腕プレイヤーであったことから、2人は接近するように……。

 マンガファンによる推薦と投票で選ばれる読者目線のマンガ賞、〈次にくるマンガ大賞〉本年度のWebマンガ部門にノミネートされたほか、SNSを中心に大反響を呼んでいる本作『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(KADOKAWA)。世界初のトレーディングカードゲーム「M:TG」をはじめ、『ファイナルファンタジー』、Windows98、PHS、ルーズソックスなど、90年代を彩るサブカルチャーやアイテムが作中の至るところにちりばめられ、あの時代の空気が鮮やかに再現されている。

 本作の時代設定は1998年だ。この年は長野オリンピックが開幕し、映画『タ…

2020/7/16

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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (3) (角川コミックス・エース) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

「恐怖の大王がやって来るのを待っていた。だけど今は少しだけ、ほんの少しだけ、「この世界がいつまでも続けば良いのに」って思うんだ」。緩やかに一進一退なはじめと彗美の関係を他所に、新たに発売されたMTGのエクスパンション「ウルザズ・サーガ」にどのプレイヤーも翻弄されていく。のちに多くの禁止カードを排出する事になるこのブースターにより大きく戦略を変えざるを得なくなる中、自身の黒単色デッキの洗練に成功するはじめだが、そこへ「片翼の戦士」を名乗るプレイヤーが現れて・・・。上手い事掻き回すなぁ(以下コメ欄に余談)。

2019/12/09

レリナ

いい青春してるね。徐々に自分の気持ちを理解してきた節がある。それぞれの恋模様に変化が見られ、面白くなってきた。慧美と八雲、はじめ、同じカードゲーム仲間の枠を越えつつある関係性は悪くないね。これは次巻からの話の展開が楽しみになってきた。冒頭の話はどこに繋がるのか、楽しみ。はじめ自身も気持ちの変化に気づき始めているので、どんな恋愛模様になっていくのか、主人公らしい行動を見せてもらいたい。来島との一戦どんな結果になるのか、気になる。次巻に期待。

2019/11/27

しぇん

相変わらず素晴らしいラブコメ漫画。Mtgのルールが解らないのはともかく合間に入る不穏なモノローグが気になる所です。君のいない世界とは……?まぁ4角関係気味になってきてますが主人公二人の関係が強すぎますからね。カード一緒にあける約束とか素晴らしいですね。続きも楽しみです

2019/12/01

緋莢

<滅びることなく世界で いつまでもあの日の魔法が解けずにいる>前巻ラストと今巻の冒頭で、大人になった慧美っぽい人が出てきたので、一気に時間が飛ぶかと思いきや、再び1998年に。今巻は恋愛関係が進展、遠足の日にひょんな事から加納と、学校の違う八雲が遭遇、デートっぽい事に(ただし、加納が八雲だと気づくのは、最後なんですが) 一方、慧美と、加納の親友・来島が急接近!?にヤキモキする加納(続く

2020/05/02

わたー

★★★★★2012年。再びの終末を迎えつつある世界とかつての相棒たちを前に、彼女は何を想うのだろうか。意味ありげな描写だけを残し、舞台は1998年へと。新エキスパンション、ウルザブロックの発売と変わりゆく関係。恋愛模様も輪をかけて面白くなってきた最中、加納の前に立ちはだかるマジック史上類を見ないほど美しく極悪なコンボデッキ。勝ち目は皆無だと思うのだが、どうするのだろうか。それはそうと、彼女のいないところで彼女を巡って、彼女の気持ちは考えずに勝負をする…なんて青臭くて中学生らしいのだろうか。

2019/11/26

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