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凶犬の眼 (角川文庫)

凶犬の眼 (角川文庫)

凶犬の眼 (角川文庫)

作家
柚月裕子
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-03-24
ISBN
9784041088968
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破天荒な刑事と新人刑事が対極を成す、“継承”の物語「孤狼の血」シリーズが完結!! 『暴虎の牙』柚月裕子インタビュー

 暑さを残した夕風が吹き抜ける。ヒグラシの鳴く声だけが響くなか、満開の百日紅の傍にある因縁の場所で2人の男がまみえる──。『孤狼の血』と『凶犬の眼』で描かれた狂熱の月日。それらをくるんだ18年の月日が、その2人の間には横たわる。物語の中盤に現れるその場面は、“熱い小説を書きたい”という一念で、『孤狼の血』を書き始めてから5年、文字通り、全力疾走してきた柚月さんが辿り着いたひとつの地点だ。

「舞台となった広島には、第1作となった『孤狼の血』の執筆以前から、幾度となく足を運んできました。その地を映像として思い浮かべながら描いたその場面は、私のなかで非常に大切なもの。大上から日岡へと血が受け継がれていく、その継承の様をひとりの男の存在が炙り出す。本シリーズの双璧である、大上と日岡を結ぶ場面です」  違法捜査も辞さない破天荒な刑事・大上章吾。やくざとの癒着を噂されてきた彼の下に配属された新人刑事・日岡秀一。『孤狼の血』では、強引な捜査を繰り返す大上に戸惑いながらも、極道の男たちに向き合い、激闘のなか、大上から日岡へと受け継がれるものが活写された。その2…

2020/4/9

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凶犬の眼 (角川文庫) / 感想・レビュー

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のり

僻地の駐在に左遷された「日岡秀一」。平和ボケしそうな環境が一変する。世間を震撼させる暴力団抗争。その中心とされる「国光」との出会い。不思議とウマが合う二人。ガミさんの影響でヤクザとの取引に応じる。仁義を重んじる国光は犯罪者ではあるが芯が通っている。日岡は例の物を受け取り暴走に拍車がかからなければ良いのだが…

2020/09/30

いこ

プロローグからして不穏感がぴしぴしと漂い、胸がザワザワする。面白くて、怖くて、ドキドキゾクゾクする。各章頭に「週刊芸能の記事」という形で、暴力団抗争のあらましが詳しく説明されているのが秀逸。この「記事」が、続くストーリーを引っ張り、緊迫感を与えているのは間違いない。あの初々しかった日岡は、どんどん大上化していく。そして、ついにヤクザと・・・。登場する極道達も、ひたすらに仁義を守り貫き通す。本書も、男らしく筋の通った男の中の男ばかり出てくる。自分の中の「正義」って何かな?と考えさせられる作品だった。

2020/08/24

サンダーバード(読メ野鳥の会怪鳥)

柚月版「仁義なき戦い」とも言えるヤクザ・警察入り乱れての熱い戦いを描いた前作の続編。その事件の為に広島の僻地の駐在所に左遷された日岡の元に再びきな臭いヤクザの抗争事件が降りかかる。前作ではマル暴刑事大上のキャラが群を抜いていたが、今回はヤクザの光岡が秀逸。一見系列からしてインテリ派の近代ヤクザかと思いきや、仁義に厚い一昔前の仁侠者。男が惚れる男だね。前作よりはやや小粒な感はあるが面白かったです。この続編もまた楽しみだ。★★★★

2020/05/21

ででんでん

正義ではないが、仁義を貫く国光がかっこよかった。日岡はどこまで行ってしまうのかな。

2020/05/07

Kazuko Ohta

刑事もヤクザも登場人物多すぎ(笑)。どこの組のもんやら思い出すのが大変で。だけど話がとっ散らかることはないから、置いてけぼりにされずに没頭できます。必ず『孤狼の血』を読んでからどうぞ。田舎の駐在所へ左遷された日岡。事件など起こるはずもないのどかな村で、日岡の目の前に現れる指名手配中の極道。ヤクザに肩入れするわけじゃないですが、こうも賢くて器がでかくて仁義を通すさまを見せつけられると、今の政治家よりよほど信頼できそうだと思ってしまう。これを女性作家が書いているなんて、凄すぎる。手酌が似合う女にはならんとこ。

2020/07/24

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