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ドミノin上海

ドミノin上海

ドミノin上海

作家
恩田陸
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-02-04
ISBN
9784041089088
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「ドミノin上海」のおすすめレビュー

「運命のドミノ倒し」は終わっていなかった…! バラバラの人生を過ごす“全員主人公”の群像劇、待望の続編

『ドミノin上海』(恩田陸/KADOKAWA)

 出会うはずのないバラバラの人生を過ごしてきた人々が、運命のドミノ倒しの連鎖によって東京駅へ集結し、とんでもない事件に立ち向かう――。

 2001年に刊行された恩田陸氏の長編小説『ドミノ』(KADOKAWA)は、27人+1匹からなる“全員主人公”の群像劇だ。章ごとに視点人物を変え、それぞれの人生行路をくっきりと描いていくことで、全員集合の狂熱を高める。クライマックスの快感から、「恩田陸の裏ベスト」の呼び声も高い。

 運命のドミノ倒しは、まだ終わっていなかった。待望の続編『ドミノin上海』(KADOKAWA)は、古くから「魔都」と呼ばれる中国・上海に舞台を移し、新たなる“全員主人公”の群像劇が描かれていく。

 はっきりと書かれてはいないが、前作から数年後の物語だ。B級ホラー映画監督のフィリップ・クレイヴン、保険会社の事務職員で元走り屋の加藤えり子、宅配ピザ屋の店長・市橋健児…。前作のキャラクター数名が再び登場し、新たな顔を読者に晒しつつ、貫禄たっぷりに物語を引っ掻き回す。もしも彼らが“脇役”ならば、物語の大き…

2020/2/6

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ドミノin上海 / 感想・レビュー

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starbro

恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。2月に読んだ『ドミノ』に続いて、新作の『ドミノ㏌上海』を読みました。舞台を上海に移してグレードアップして戻って来た感じです。こんなにパンダが活躍する小説は、初めてではないでしょうか?パンダ巌巌恐るべし🐼 まだ続編がありそうですが、東京⇒上海と来たら次は、パリかニューヨークでしょうか? https://youtu.be/SHlcUVyNrts?t=7

2020/03/03

射手座の天使あきちゃん

【読メ・フェイクニュース速報】 第100回アカデミー賞は日米中3ヶ国合作「ドミノin 上海」が作品賞を含む7つのオスカーを獲得❕ なかでも出色は助演男優賞に輝いた四川省出身の厳厳さん、中国古来の伝統を斬新な発想で現代によみがえらせ衣装デザイン賞・メイクアップ賞ダブル受賞の蘆蒼星さん 脚本賞は原作の恩田陸さんがやや雑な点はあるももの大勢の登場人物を最後まで上手に描き別けて貫禄の受賞となりました(笑)

2021/05/02

さてさて

『人生における偶然は、必然であるー』。この世はドミノの牌のように誰かの何気ない行動が他の誰かに影響を与える、そんな繋がりで成り立っています。空前のエンタメ・ドタバタ劇として恩田ファンを熱狂させた前作「ドミノ」から20年。ダリオの霊が宙を舞い、厳厳が上海の街を駆け回り、そして25人の人間がてんやわんやに走り回る空前絶後の大活劇が見事な迄に描かれたこの作品。後半数十頁に描かれる密度の高い作品世界にすっかり魅了されたこの作品。空前のエンタメ・ドタバタ劇に時の経つのをすっかり忘れて一気に読み切った傑作でした。

2021/04/10

旅するランナー

事件は会議室で起きてるんじゃない! 青龍飯店で起きてるんだ! 上海を舞台に再び繰り広げられる、疾風怒濤のアクション・パニック・コメディ群像劇。主要登場人物(東京組含む)25名+脱走パンダ+捜査犬+故ペットのダリオ。それぞれの思惑・思念・思考が絡みもつれ合う。故郷への帰還、熊さんとの相撲、飼い主との再会...強い思いは叶うのだ。ちょっと感動すら覚える大団円まで、超絶怒涛に進行する一大活劇を、宅配寿司食べながら、是非ご高覧一読下さい。恩田陸、おぬしできるな(って、何ができるのかよく分からないけど)。

2020/04/01

R

ぱたぱたと、いくつもの事件が繋がっていき、最終的に大団円?といった感じのしっちゃかめっちゃかな物語でした。あれこれの辻褄とか、どこと誰が関係してくるかとか、そういう方面に頭を使いつつ読むととても楽しい、間違っても現実的にどうしたとかしょーもないことを考えてはいけない。よくある荷物がニセモノとすり替わって大騒動になるというものなんだが、そこよりも、各キャラクタたちのどたばたを楽しんで過ごすものでした。まぁ、それにしても全面的にパンダ周辺の話は無理があろう。

2020/08/31

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