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小公女 (角川文庫)

小公女 (角川文庫)

小公女 (角川文庫)

作家
バーネット
羽田詩津子
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-15
ISBN
9784041092385
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バーネット『小公女』あらすじ紹介。貧しくても心はいつでもプリンセス! 天涯孤独&一文無しからの逆転劇

『世界名作劇場 小公女セーラ』としてアニメ版が制作され、一躍有名となった本作。原作である『小公女』と比べると改変点も多々ありました。今回は原作である、バーネット『小公女』のあらすじをご紹介します。懐かしのアニメとの違いを探してみるのも一興ではないでしょうか。

『小公女』の作品解説

 本作は、アメリカの小説家フランシス・ホジソン・バーネットによって書かれた、19世紀のイギリスを舞台とした児童文学です。邦題『小公女』は『A Little Princess』の訳ですが、これは加筆された再版分からのタイトルでした。現地での舞台化のほか、日本でもアニメ・実写ドラマがいくつか制作されています。

『小公女』の主な登場人物

セーラ・クルー:優しく芯の強い7歳の少女。裕福な家で育ったが、それを鼻にかけない素直な性格。

ラルフ・クルー:セーラの父。資産家で、事業家でもあるハンサム。妻に先立たれている。

ミス・ミンチン:寄宿学校の校長。高慢な守銭奴。

ミス・アメリア:ミンチンの妹。姉に逆らえない気弱な性格。

ベッキー:セーラより5歳年上の、寄宿学校の使用人。

トム・カリスフォード:ラ…

2023/8/18

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小公女 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

鱒子

恵まれた御令嬢の生活は、父の死から一変。教養の欠けた大人からのいじめ、かつての学友からの仕打ち、山のようなきつい仕事……それでもセーラは理想の公女であろうと胸を張ります。バーネットの世界的名作。「よ〜わ虫は庭に咲く〜〜ひ〜まわりに笑われる〜〜♫」

2021/06/28

mocha

おや、クリムト、と書店に平積みされていた「メーダ・プリマヴェージの肖像」の表紙に惹かれて手に取った「小公女」。バーネットを読んだこともアニメを見たこともなかったが、なるほど、児童文学の名作に間違いない。誇り高く生きよ、勤勉であれ、慈しみの心を忘れるな、諦めるな、努力は報われる、とセーラは教えてくれる。同じ年頃のイギリスのお嬢様の波乱万丈の物語に小学校高学年の女子が夢中になるのは当然で、でも結局お金がないとね、というリアリストになるのは大人になってからで良い。想像することの楽しさ、その力を堪能して欲しい。

2021/07/17

ラスカル No.1

バーネット3部作のうちの一冊、先日の「小公子」に続く2冊目。 本作の主人公セーラの逆境に耐え抜く力がテーマ。彼女の逞しい想像力が力の源泉。現実世界ではなかなかありえない展開ながら夢と希望を与える物語で、子供の頃に感じた緊張感とワクワク感が甦って、楽しかった。

2021/09/21

K.

子供の頃、セーラの逆転劇のような話を想像を膨らまして読んだ。子供向けの名作、大人になった私はどんな風に読むのだろう?大人目線でセーラを見るのかな⁈と思っていたけれど、結果、少女に戻り夢中で読みました。子供の頃はどん底からお金持ちになったセーラの人生と人柄に憧れたけど、大人になった今は、どんな境遇でも品格を保ち気高く生きるセーラの姿に惹かれました。魔法のような素敵な事を想像する力、大人の女性にも必要です。 大好きだったバーネット作「秘密の花園」も再読したい。 カバーの絵の綺麗な色彩に魅力されお借りしました。

2022/01/29

ちゃんあや。

大好きな名作を色んな翻訳者で読み比べてみようキャンペーンしてみた。この翻訳者さん、読みやすくてとても好きだった。やっぱり、セーラは強くて賢くて出来る子である。状況が一変するあの魔法の夜の場面が忘れられない。

2024/02/26

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