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女だてら

女だてら

女だてら

作家
諸田玲子
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-09
ISBN
9784041094228
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女だてら / 感想・レビュー

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starbro

諸田 玲子、2作目です。本書は、男装の麗人歴史ミステリでした。全くの創作かと思いきや、実在の女流漢詩人・原采蘋がモデルでした。但し、流石に箱根の関所を入り女とは言え、男装で通過出来ないのではないでしょうか? https://kadobun.jp/trial/yasei/557.html

2020/09/03

ゆみねこ

江戸後期の女流漢詩人原 采蘋❨みち❩は亡き父と病身の兄から秋月黒田藩のお家の一大事を救うため密命を受け、男装して江戸へと旅立つ。得体の知れない追っ手の影、兄の親友・石上玖左衛門に助けられながらの道中。最後までハラハラしながら楽しんで読了しました。若侍姿のみちがモテすぎて笑える。

2020/09/20

真理そら

福岡藩の支藩である秋月藩の「織部崩れ」で藩の勢力図が変化し不遇の晩年を迎えた原古処の娘みちの物語だと知って、まず『秋月記(葉室麟)』を再読して予習してから読み始めた。みち=原采蘋は実在する男装の女流漢詩人で実際に各地を旅行していた。この作品では兵庫から江戸までの旅が使命を帯びたものであると仮定してサスペンスタッチで描かれている。お家騒動、淡い恋心、道中記等々の要素が入り混じって楽しく読めた。が、原采蘋像は主役として登場したわけでもない『秋月記』の方が魅力的だった気がする。

2021/02/06

実在した男勝りの麗人をモデルに継嗣問題に揺れる御家騒動を描いた作品。使命を果たすべく策略を張り巡らせるエンタメ感と、揺れ動く人々の感情が描かれていて最初から最後まで楽しめた

2020/07/20

パトラッシュ

みちを羽田美智子、玖左衛門を佐々木蔵之介、本多遠江守を榎木孝明、米助は笹野高史で読んだ。江戸時代に男装の女性漢詩人が全国を旅していたとは驚きだが、当時その出身地秋月藩で実際にお家騒動が起こっていた時期の日記が欠落しているという。史実と創作を巧みに組み合わせ、起こっていたかもしれないドラマを読ませる手腕はうなるしかない。道中の追いつ追われつや敵味方定かならぬ米助たちの活躍も面白いが、やがて単なるお家騒動から幕府高官を巻き込む事件に発展する過程は手練れの筆と称すべきか。時代小説とミステリの見事な結合といえる。

2020/10/07

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