KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

KADOKAWA 四畳半タイムマシンブルース

KADOKAWA 四畳半タイムマシンブルース

KADOKAWA 四畳半タイムマシンブルース

作家
森見登美彦
上田誠
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-29
ISBN
9784041095638
amazonで購入する

「KADOKAWA 四畳半タイムマシンブルース」の関連記事

凪良ゆう、森見登美彦の話題作がランクイン! 「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」をhontoが発表!

 ハイブリッド型総合書店「honto」が、「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」を発表。2020年に話題となった注目作が名を連ねる結果となった。

 hontoは、大日本印刷株式会社(DNP)をはじめ株式会社丸善ジュンク堂書店や株式会社文教堂、株式会社トゥ・ディファクトが共同で運営するサービス。今回のランキングは同サービスの実施店である丸善、ジュンク堂書店、文教堂と、hontoサイトで購入された書籍・電子書籍の販売データをもとに集計された。

『流浪の月』(凪良ゆう/東京創元社)

 第1位に輝いたのは、作家・凪良ゆうさんの2020年本屋大賞受賞作『流浪の月』(東京創元社)。凪良ゆうさんといえば“ボーイズラブ(BL)小説”の人気作家でありながら、BLの枠にとどまらず活躍することで知られている。ちなみに彼女の作品は、『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)や『わたしの美しい庭』(ポプラ社)も6位以下にランクインしていた。

『四畳半タイムマシンブルース』(著:森見登美彦、企画・原案:上田誠/KADOKAWA)

 続いて第2位に輝いたのは、真夏の四畳半ア…

2021/1/11

全文を読む

これぞ森見登美彦!! と叫びたくなる大胆なアレンジ!待望の新刊は『四畳半神話大系』の彼らの物語

 森見さん待望の新刊は、なんと『四畳半神話大系』の彼らの物語!  しかも劇団、ヨーロッパ企画主宰の上田誠原案。こんな合体企画がおもしろくないはずがない!

(C) 迫田真実/KADOKAWA

森見登美彦 もりみ・とみひこ●1979年、奈良県出身。京都大学大学院在学中の2003年、『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。著書に『夜は短し歩けよ乙女』『夜行』『熱帯』など。上田誠との対談は『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』に収録。  

 京都の「腐れ大学生」(©森見登美彦)たちの青春群像を描いた『四畳半神話大系』(2005年1月単行本刊)がこの夏、帰ってきた。ただし世界観やキャラクターはそのまま、ストーリーをまるっと入れ替えて。タイトルは、『四畳半タイムマシンブルース』。注目すべきは、「原案・上田誠」というクレジットだ。入れ替えられたストーリーとは、京都を拠点に活動する劇団、ヨーロッパ企画の代表で、全公演の脚本&演出を担当する上田誠が手掛けた青春SFコメディ『サマータイムマシン・ブルース』(2001年8月初演)なのだ。…

2020/8/6

全文を読む

関連記事をもっと見る

KADOKAWA 四畳半タイムマシンブルース / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

森見 登美彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家ですが、『四畳半神話大系』シリーズは、初読です。 本書は、SFタイムスリップ四畳半ポンコツ(良い意味で)小説でした。猛暑の今読んで正解でした。平成以降の生まれの人たちには「四畳半」自体も死語になっているのかも知れません。 https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/

2020/08/10

海猫

「サマータイムマシン・ブルース」は上田誠による戯曲を読み、映画の方も観た。森見登美彦の「四畳半神話体系」はこの本の前に読んだばかり。そういった予習が出来ていた状態で読めたおかげもあるのか、無類に面白かった。お話は「サマータイムマシン・ブルース」をなぞってはいるのだけれども、役者や演出、セットが変われば同じ台本でも違う魅力が発揮されるのに近いか。四畳半のメンバーが立っていて、タイムリープしても好き勝手するわ、主人公の「私」はタイムパラドックスに怯えオロオロする。この大騒動を文学的な森見文体で読むともう爆笑。

2020/08/16

へくとぱすかる

ついに森見作品を単行本で買ってしまった。でもこれが大正解。ほぼ下鴨の学生アパートの出来事に終始しながら、楽しく読了できるのも、タイムマシンという仕掛けだからこそ。そんな大道具なのに、昨日のクーラーのリモコンを取りに行くという、笑えるほどセコい使い方。しかも全宇宙の消滅がかかっているというのだから笑える。おもしろすぎる学生仲間がドタバタするうちに話は終わろうとするが、ラストに「なるほど、さすが!」と思わせるところが小説。時間SFとしてもよく練られていて、SFに壮大さが必要条件ではないことを教えてくれる。

2020/09/04

bunmei

森見ワールド全開の作品。京都の貧乏学生が集うボロアパートが舞台で、風体も思想も個性豊かな登場人物は、いつものごとき。前半は、このアパートに集う住人達のおバカな戯れから、皆が憧れるマドンナとのドタバタ劇。しかしそこに突如としてタイムマシーンが現れてからは、一癖も二癖もある森見ファンタジーの世界が広がります。時間旅行によって過去を変えることで全宇宙が消滅するという突拍子もないSF的な展開。冴えない登場人物とタイムリープによる悪戦苦闘劇のアンバランスさが、癒し系のバカバカしさとなって読者を楽しませてくれます。

2020/09/10

うっちー

こんがらがリますが、評判通り面白かったです。

2020/08/20

感想・レビューをもっと見る