ジョーのグッドニュース (あすかコミックスDX)
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ジョーのグッドニュース (あすかコミックスDX) / 感想・レビュー
るぴん
『ベルと紫太郎』の伊田チヨ子さんの作品。1920年代のアメリカが舞台。日本でもアメリカでも、「古き良き時代」が好きなんだろうな。新聞記者として働くオハイオ出身の男装少女・ジョーが主人公。名作映画のオマージュもあったりするけれど、全体的に動きが多くて、駆け足というよりも全速力のまま終わってしまった感じがした。この作者さんは4コマの方が向いているような気がする。
2023/07/22
ブラフ
8年前、マンハッタンに出張した時を思い出す。あの時から僕の服装は随分変わって、それまではロッカーズやパンキッシュだった。シルバーアクセをゴテゴテ着けて、破れたジーンズにBernings shoを着て… だけど、その格好でマンハッタンの街は歩けなかった。すっごくダサい格好してるなって思ってしまって… マンハッタンはみんなシンプルだけどスマートにカッコ良かった。チャイナタウンにブルックリン橋、グリニッジビレッジ、タイムズスクエア… 歩き回ったマンハッタン。いつかまた行きたい街。それが僕のAnother Sky
2020/11/05
みどり
1920年代のニューヨークに、ど田舎から一人の少女がやってきた!フラッパーを目指し、一人前の新聞記者を目指す彼女の名はジョー。ポジティブで根性だけが取り柄の少女は、大都市でスクープをバカスカ飛ばすことができるのか!?答え:飛 ば せ ま す 。マジで(笑)絶対に珈琲を飲まないイギリス出身のパットくんを相棒に、ジョーが前のめりで取材、スクープを手に入れる様子が気持ち良い。1話でどんなに深く掘り下げられそうな題材でも完結になるので、物足りなさもあるものの、スピード感はめちゃめちゃあります。☆3.8
2020/08/01
Carol
1920年代のニューヨークが舞台のお話。この時代の状況や問題を垣間見ることができました。特に工場のお話が印象的でした。複雑に機械化された工場では人間には熟練した技術は必要なく、ひたすら同じ単純な作業を黙々と続けなければならず、しかも労働環境は劣悪で精神的に病んでいく。どこの国でも発展の裏にはたくさんの問題があったんだな。読みながらそんなことを思いました。
2020/07/23
寝子
1冊完結。絵柄が可愛くて表紙買い。/女性が社会に出て活躍し始めた1920年代のアメリカ。田舎からニューヨークに出てきて新聞記者として頑張る女の子「ジョー」のお話。最初こそ「女のくせに」的な表現もあるけど、だんだん一生懸命に頑張る「ジョー」を暖かく応援するムードになってくる。ギャグ多めなのもご愛嬌。/4話『マンハッタンの休日』がすごく好き!タイトルでピンとくる人もいるでしょう…そう、あの映画のオマージュです♪
2020/10/14
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