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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5) (角川コミックス・エース)

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5) (角川コミックス・エース)

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5) (角川コミックス・エース)

作家
横田卓馬
伊瀬勝良
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-21
ISBN
9784041097342
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「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5) (角川コミックス・エース)」のおすすめレビュー

1999年に世界が滅びるとしたら――。Windows98、PHS…90年代世紀末が舞台の青春グラフィティ!

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(横田卓馬:漫画、伊瀬勝良:原作/KADOKAWA)

 学内テストで万年2位の中学2年男子・神納はじめは、大人気のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(M:TG)」が大好き。不動の学年1位の座をキープする優等生にして美少女、沢渡慧美とは小学校時代からの犬猿の仲だ。しかし慧美もまた「M:TG」の凄腕プレイヤーであったことから、2人は接近するように……。

 マンガファンによる推薦と投票で選ばれる読者目線のマンガ賞、〈次にくるマンガ大賞〉本年度のWebマンガ部門にノミネートされたほか、SNSを中心に大反響を呼んでいる本作『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(KADOKAWA)。世界初のトレーディングカードゲーム「M:TG」をはじめ、『ファイナルファンタジー』、Windows98、PHS、ルーズソックスなど、90年代を彩るサブカルチャーやアイテムが作中の至るところにちりばめられ、あの時代の空気が鮮やかに再現されている。

 本作の時代設定は1998年だ。この年は長野オリンピックが開幕し、映画『タ…

2020/7/16

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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5) (角川コミックス・エース) / 感想・レビュー

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わたー

★★★★★1999年1月。MTGの公式大会グランプリ京都の開催地で、2人の少女の恋心を賭けた真剣勝負の幕が上がる。それは奇しくも彼らが慧美を賭けて勝負をした時と酷似していて、より楽しめた。刻限まで着実に進んでいく中、3人の関係性はどうなってしまうのか、そんな恋愛模様も面白かったが、ほぼ全編ブースタードラフトに焦点を置いたカードゲーム部分もまたよかった。対象パックに含まれるカードに対する理解、どれをピックしどれを流すのかの駆け引き。構築戦とは違った戦略が要求されるから、たまに無性にやりたくなるんだよね。

2020/07/22

ToTA

前回は女を巡る男の戦いだったけど、今度は男を巡る女の戦いだぁー。互いの本心は決まっているのに互いに伝えることができないんだなぁ。青春だなぁ。来島vs沢渡戦もっとちゃんと映して!!

2021/01/07

なつのおすすめあにめ

影絵少女出してて笑う。ウテナじゃないか!99年、もちろんリアルタイム視聴はしてないですが、当時8歳か……(遠い目)。この作品は平成への回帰願望があふれでてしまい、毎回ヤバいんですよね~。

2020/08/30

ジョン・ドゥ

京都グランプリ開幕ッ!沢渡慧美の師匠ははじめと被る厨2振りだなぁ。余計に負けられない戦いだ。そして慧美VS八雲の女の戦い勃発!譲れない願いですねぇ。そして影絵少女など当時を思い出すものが多すぎてウルッと来る。

2020/11/10

またの名

「私がほしいもの…私は…神納くんがほしい…!」と禍々しく凶悪な黒色を使いこなす気弱なドアップ顔の中二病コミュ障女子が焦りながら叫ぶと、人形とか屍体のコレクションでも望んでるような純心の情熱を感じる。主人公男子の目線から試練や困難を乗り越えるのはこの巻までにいくつも見てきたけど、主人公を巡って恋愛バトルを仕掛けてくるコミュ障ヤンデレと強気ヒロインとの三角関係の中で始まったカード対戦がなんというか、先の先を読む戦略と負けたくない意地と恋愛感情へ炎にかける油みたいにドロドロと注がれる欲望が激して、必死過ぎる。

2023/04/21

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