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信長の原理 上 (角川文庫)

信長の原理 上 (角川文庫)

信長の原理 上 (角川文庫)

作家
垣根涼介
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-09-24
ISBN
9784041098646
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信長の原理 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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W-G

今までにない観点で信長が描かれており、新鮮な気持ちで読める。まだ前半のみだか、この後も上手くパレートの法則を当てはめていけるのか、都合のいい時だけ持ち出してくるのかで評価が変わりそう。下巻になると、様々な小説で語り尽くされている時代に突入するので、幼少期を含むこの上巻の方が面白いのではないかという気がしないでもない。秀吉と光秀の内面をどういう案配で見せるかが鍵になるのではないだろうか。もしくは家康が存在感を発揮する展開か。『光秀の定理』を読んでいないが、この作品の光秀とリンクしているのかも気になる。

2021/07/09

yoshida

織田信長の苛烈な行動や思考を分析した、新たな時代小説と言える。様々な作家さんにより描かれた織田信長。心情や情緒ではなく、現実的な分析や考察は津本陽さんの「下天は夢か」に近いアプローチと思う。うつけと言われた頃からの信長のリアリストぶり。組織論で現代社会でも言われる、組織は2割の人員が必死に働き回していることにも触れている。人にはそれぞれの背景がある。背水の陣で必死に働かざるを得ない人。余裕あり、または出世欲なくそれなりで働く人。そもそもやる気がなく、ぶら下がる人。現代でも変わらぬ現実。着想の妙がある作品。

2021/01/01

chantal(シャンタール)

まだ「うつけ殿」と呼ばれていた子供時代、蟻の行列を観察し、その行動原理を悟った信長。苛烈な性格で恐れられ、周りからはなかなか理解されないが、信長には信長の原理原則があり、それに則って行動している。良いものは良い、悪いものは悪い、その人を好きかどうかではない。どう考えてもボンクラ上司より、努力に報いてくれる上司の方がいいよなあと、自分の会社の事など思い出してみる。それにしても、お父さんにひとを見る目があって良かったよ。これまで、戦国ものは沢山読んで来たけど、信長が主役のものって初めて読むかも。下巻へ!

2020/11/09

雪月花

初読みの作家さん。うつけ者と言われ、実母の土田御前にも疎まれ孤独だった信長が気づいた【働きアリの法則】が興味深い。度重なる戦でこの法則を基盤に策を練る信長の心理描写で、信長に今までにない魅力を感じた。終盤で彗星の如く現れる明智光秀との関係が下巻でどうなっていくのか・・わかっていても楽しみ→

2021/07/26

hippos

働き蟻の法則はどこかで聞いたことがある。この法則に信長が気づいてしまったら...そしてその法則に信長が気づいたことに早い段階で気づいた秀吉。そこが運命を分けていく。面白かった。下巻も楽しみ。

2021/08/29

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