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ミステリークロック (角川文庫)

ミステリークロック (角川文庫)

ミステリークロック (角川文庫)

作家
貴志祐介
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-11-21
ISBN
9784041098769
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ジャンル

ミステリークロック (角川文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

防犯探偵シリーズ4作目【前編】表題作の『ミステリークロック』はその題名の通り、時間をキーワードに描いた密室事件。機械トリックと心理トリックの会わせ技にはお手上げで、さっぱり分からなかったが、貴志先生の凝ったアイデアが存分に詰まった物語の印象。逆に『ゆるやかな自殺』は短編らしくコンパクトに要点が纏めてあったのと先にドラマ化されていた物語だったので脳内イメージしやすく読む事ができた。続けて【後編】も楽しむとしよう!

2021/06/14

sin

大野くんの飄々とした語り口が忘れられず、ここでもまた脳内映像はドラマを再現して止まない。『ゆるやかな自殺』人物描写を加味するならやはりフルメンバーで挑んだドラマの方が上出来。『ミステリークロック』マニアックなトリックを成立させる為だろうか?作中にミステリー作家を登場させることで下地?を造っているようだが、このトリックはかなりややこしくて、熱の入った解説に…「ああそうなんだろうな」と、残念ながら理解がいささか投げやりになってしまった。#ニコカド2020

2020/11/23

納間田 圭

“命がけの推理劇場”という文句が気になり読了しました。「きれいはきたない…きたないはきれい」という理解不能な台詞。難解でした。本格派密室シリーズの一冊。 たくさんの時計で作られ守られたアリバイ。一度読んだだけては理解は絶対無理。限りなく完全犯罪に近い巧妙なトリック。頭が痛くなるほど非常に面倒臭い種明かし。

2021/01/29

森オサム

防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。「ゆるやかな自殺」は小ネタながらも読み易く面白かった。「ミステリークロック」はねぇ…。複雑にも程が有り、謎解きを読んでも理解不能でカタルシスを感じなかった。まぁ、これを考えたのは凄いと思うし、アイデアを滅茶苦茶に詰め込んだ力作でしたね。残念ながら面白いとは言えず、読み疲れた、と言う感じ。

2021/01/24

坂城 弥生

純子の自意識過剰な馬鹿さ意外はすごく面白かった。時計のトリックは理解するのが大変だけど、図や表が入っていたのでわかりやすかった。

2020/12/01

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