読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

六人の嘘つきな大学生

六人の嘘つきな大学生

六人の嘘つきな大学生

作家
浅倉秋成
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-03-02
ISBN
9784041098790
amazonで購入する Kindle版を購入する

「六人の嘘つきな大学生」のおすすめレビュー

「犯人」が死んだときすべての動機が明らかに…就活を舞台に繰り広げられる究極の心理戦『六人の嘘つきな大学生』

『六人の嘘つきな大学生』(浅倉秋成/KADOKAWA)

 これは、心の奥で味わうミステリ小説だ。『六人の嘘つきな大学生』(浅倉秋成/KADOKAWA)は、そんな気持ちになる作品だった。ドキドキハラハラさせられるだけでなく、骨の髄まで文が沁みこんできて、ページをめくる手が止まらなかったのだ。

 本作は今、大注目の作家・浅倉秋成さんの新作。第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞してデビューした浅倉さんは、2019年に発表した『教室が、ひとりになるまで』(KADOKAWA)が、第20回本格ミステリ大賞と、第73回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にWノミネートされ、ミステリ界をざわつかせた。思春期ならではの「こじらせ」を描くことや個性あふれるキャラクターの造形に長けており、鮮やかな伏線回収にも賞賛の声が寄せられている。

 そんな鬼才がこの度テーマに選んだのが、「就活」という人生の一大イベント。ミステリ要素を交え、内定を手にしようともがく6人の若者たちの姿を描き切った。

最終選考に残った6人の就活生に「罪」を記した告発文が…  若者に大人気のSNS…

2021/3/2

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

六人の嘘つきな大学生 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

王様のブランチで紹介されたので、読みました。浅倉 秋成、初読です。学生も企業も多かれ少なかれ盛っているので、こいうストーリーはあり得るかも知れません。人事担当者はマネをしないように(笑)それにしても昨今の就活は熾烈です。就活うつになるのも理解できます。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/5499

2021/04/28

美紀ちゃん

想像以上に面白かった。一気読み。就活の話だが読後も爽快。グループディスカッションが、デスゲームみたいに。世界がひっくり返るような衝撃を受ける。 人間不信?よく知れば、理解できるはず。 とても面白い読書体験だった。

2021/06/04

ショースケ

読友さんのレビューに触発されて、即購入。いやー面白かった!一流企業の最終選考に残った六人。みんなエリートで好印象。しかし選考中、あることからそれぞれの化けの皮が剥がれていき、無茶苦茶なことに。構成も面白く変わっていて楽しめた。人間いいところも悪いところもあるのが普通なんだと、改めて納得。いい本を紹介してくださって感謝!

2021/04/29

R

ある就職面接で行われた、最終選抜グループディスカッションの話。その時に事件が起きたのだが、その真実を解き明かしていきつつ、誰が嘘つきだったか、どんな嘘だったかを暴いていく。読み終わって、なるほどなぁと感じて、解き明かされた真実については、驚きよりも、やはりなという感じになってしまうのは、そこまでの道程が丁寧で、かなり綿密に作り込まれていたからだろうと思う。ミステリとしては落ち着いた内容だけども、就活というイベントに対しての批判めいた内容には深く納得。世の中、そんなにしっかりしてないのだ。

2021/07/06

utinopoti27

新進IT企業の最終選考に残った6人の大学生たち。テーマはなんと、内定にふさわしい者を1人選べというものだった。議論を進めるうちに、6通の封筒に気付いた彼ら。そこには各人の「罪」を告発する文書が入っていた・・。会議室という、クローズドサークルで繰り広げられる、犯人捜しの心理戦。物語は、さらに8年後の彼らほか関係者の証言を織り交ぜながら進行する。繊細かつ緻密に計算されたプロットの切れ味もさることながら、人が人を評価することの危うさを、徹底して辛辣に描く筆致が小気味良い。ミステリの新たな可能性を感じさせる作品だ

2021/09/04

感想・レビューをもっと見る