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コブラ 下

コブラ 下

コブラ 下

作家
フレデリック・フォーサイス
黒原 敏行
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-12-01
ISBN
9784041102015
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コブラ 下 / 感想・レビュー

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キムチ27

雄叫びを感じるかのように盛り上がって行った捜査網の手綱締め、下巻は「よく言えば」筆者の狂烈な才能が一気に駆け抜けたかのよう、あっさり、砂塵の如きスペクタクル。「悪く言えば」ハリウッド映画的、軍事ミステリーサスペンス。兄弟団の幹部の溺愛娘の誘拐、一味と交渉、ヘリでベランダから飛び去るなど奴らのこまを一つ一つ潰していった先は一般人やボスの惨い死。まぁ、メキシコ北部じゃ処刑・拷問で何千人も死体が放置され、一般人も巻き添えとあるが。ついに中止される作戦の果てはやはり血で血を贖うものだった。何となく空中分解の想い。

2022/07/19

バ度ホワイト

コロンビア麻薬カルテル壊滅作戦。非常無常の攻撃開始。大西洋側で起こるスパイ戦である。主役はコカインだ。それに翻弄される人々の愚かな戦い。大活躍するヒーローがいない、ただ傍観してるだけのような突き放した感じで進む物語。

2019/11/20

tama

図書館本 いかにも「US男子だぜぃ」的男のお話。そういうやり方があるのならお話の中だけじゃなく実際にやれば?とも思いますがそうはいかんのでしょうなぁ。ラスト近く、内紛が世界中に広がり、慌てた政府が・・・という持って行き方はややしょっぱい。ラストの殺し屋はきっと「灰色の男」だったのではないだろうか。単純に面白かったが、こうしてみると黒沢作品「用心棒」はすごい作品だったんだなと思う。

2014/07/22

サトシ@朝練ファイト

作品の出来はともかくとして、次作を期待したいですね。

2013/01/26

カワセミ440

米国や英国を始めとする欧州のコカイン禍ってこんなに根深かったんだ。ブラックマーケットの需要って・。コロンビアのコカインカルテルってハリウッドの映画からの知識しかないから、コロンビアから見たそれってホントのところはどうなんだろう?米国って自分だけが絶対的に正しい、っていうその姿勢っていうか立ち位置っていうか、思い込みが好きになれない。コブラのモデルになった実在の人物っているんだろうか?デクスターも?デルロー、コブラの行動がちょっとよく解らないかな?マフィアのドンに会いに行かなきゃ殺される事もなかったろうに!

2014/10/10

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