モナミは宇宙を終わらせる? We are not alone! (カドカワ銀のさじシリーズ)
モナミは宇宙を終わらせる? We are not alone! (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2013-02-28
- ISBN
- 9784041103012
モナミは宇宙を終わらせる? We are not alone! (カドカワ銀のさじシリーズ) / 感想・レビュー
エンブレムT
カスヤナガト氏のイラストにホイホイされて読み出した、「さすらいの食いしん坊」ことドジッ娘ヒロイン・モナミが周りに迷惑をかけまくるシリーズの第2弾。今巻の被害者は、なんと宇宙人にまで及んでおりました。・・・う~む。続編ではモナミと丸男でラブコメ度が上がるかと思ってたんだけどなー。増量したのはコメだけで、ラブは壊滅状態か・・・とブツブツ言いながら読んでしまいました(笑)はやみね氏のコンセプト通り『本格ファンタジー、ユーモアのあるドキドキの冒険物語、おもしろい人物設定、とびぬけた事件』ではありました。
2013/12/18
よっち
モナミが演劇部の劇とシンクロさせてしまい、宇宙人による地球侵略が現実のものとなってしまう第二弾。今回も食い気の描写が半端ないモナミが「ミス武蔵虹北」と呼ばれているのは、実は全く違った意味なのに笑ってしまいましたが、またもや妹の指令で助けに現れた丸山丸男もさすがに宇宙人相手には分が悪く、永遠先輩を巻き込んだ(自称)地球防衛軍創設とか、またもや斜め上の展開でした。モナミに毎回付き合わされている丸男がちょっと不憫に思えてきましたが、遠く離れた場所にいたのに結果的に振り回されたナル造のこれからも気になりますね。
2014/11/17
風眠
シリーズ2作目。作品にぐんと勢いが増した。登場人物のキャラも立ってきた。モナミに「ミス武蔵虹北」の称号が付いたのも2作目から。そして私が一番好きな、マッドサイエンティスト・神田川永遠が「らしく」なってきた。色々なところが凡人とは違って、ペロペロキャンディで、クールビューティーで、正義の味方っぽくピンチの時に現れるけど、ずれてる。永遠さんキャラきたーって、ふふふってなった。今回は宇宙。宇宙人、グルメツアーでまさかの地球で遭難!そこに演劇部がシンクロして第三次世界大戦に発展か!?ってドタバタ全開で楽しかった。
2015/03/15
ひめありす@灯れ松明の火
カスヤナガトさんのカラフルファニイな表紙がショッキングピンクを得てさらにパワーアップ。タイトルも『世界』から『宇宙』へとさらにパワーアップして、ついでにモナミんの食欲&丸男のシスコンも大幅アップ!夏服期間ならではの夏休みが始まる直前の、弾けそうな楽しさが伝わってきます。さりげなーく『エヴァ』ネタを入れているあたり、普段よりちょっと大人向けです。学生の頃から、ずっと一緒に育った来たはやみねさんの作品。こんな楽しい日々を皆が忘れてしまうなんてもったいないけれど、でもまた次の物語で会えるのを、楽しみにしています
2013/03/27
藤月はな(灯れ松明の火)
帰ってきたドジっ娘、萌奈美が引き起こす宇宙の危機(?)。初っ端のシベリアでの隕石墜落が今年の2月に起きたロシアの隕石墜落による影響を思い出して冷や汗が流れました。シンクロ効果で危険すぎる地球防衛軍(・_・;)永遠が楽しそうなのがなんとも・・・。でも萌奈美達はメタ的意味を持つ現象で活躍しておらず、Micことナル造の活躍が目立っていたような・・・・。ナル造、ナルシストなのを直せばいい男になるかもしれないのにね(笑)そしてアラビアータの口調がはやみねさんも一期のアニメを観ていた某バスケ漫画の登場人物と被ります。
2013/07/27
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