読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

天翔ける (角川文庫)

天翔ける (角川文庫)

天翔ける (角川文庫)

作家
葉室麟
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-02-25
ISBN
9784041108949
amazonで購入する Kindle版を購入する

天翔ける (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kawa

松平春嶽を通して見る幕末の動き、他作品で得た知識にまた一層の立体感を綾どり興味深い。志半ばで倒れた橋本佐内、横井小楠そして龍馬、多くの若者の死屍累々の犠牲のなかで近代日本がスタ-ト。葉室氏らしい人間としての生き様を貫くようなドラマはないのだが、この時代はすでにそんなことを描く必要すらない熱い時代だったのだろうと想像。

2021/04/23

さこちゃん

明治維新物では脇役で描かれがちな松平春嶽。実は歴史を大きく動かした中心人物だった。ただ、表に出たり裏に回ったりしているうちに、いい所は派手な人達に持っていかれた感。「龍馬伝」「西郷どん」「青天を衝け」の色んなシーンが思い出され、ドラマの人物像はだいたい合ってることがわかる楽しい読書でした。

2021/03/28

coldsurgeon

幕末の賢侯のひとり松平春嶽を描いた物語。嘘偽りを言わないというか、中庸で真面目であるために、幕末維新のころの志士達の群れに隠れてしまい、主人公にしにくかったことはよく分かる。しかし、このような人物がいなければ、維新のころの世の中の混乱は、もっとひどいものとなり、現在の日本はなかったかもしれない。そして、これが著者最後の作品かと思うと、感慨深い。

2021/03/18

ゆうこ

新選組の本は読んできた。尊王攘夷で多くの血が流れているその中で春嶽の果たした役割は何か。なぜ時に触れてこの名前がよく出るのか。政の中にいながら福井という少し離れた場所から傍観する目も持ち、松平という徳川の血も引き、力のある大名からの話を吸収するしなやかさも持合わせる能力があり、そして人としての優しさもある。だからこそ難しい時代にこそ必要な人だということが分かった。尊王か攘夷かと裏表で見ることが多いがもっと多面的に見ることができた人それがこの春嶽だったと思います。春嶽という素晴らしい人に会いました。

2021/03/13

陽ちゃん

松平春嶽については、恥ずかしながら名前ぐらいしか知らなかったので、とっても勉強になりました。本編とは全く関係ありませんが、参考文献に挙げられている『逸事史補』の版元が、福井県観光営業部ブランド営業課となっていて斬新でした。

2021/04/02

感想・レビューをもっと見る