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ラスプーチンの庭

ラスプーチンの庭

ラスプーチンの庭

作家
中山七里
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-01-29
ISBN
9784041109052
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ラスプーチンの庭 / 感想・レビュー

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starbro

中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「刑事犬養隼人」シリーズも読み続けています。 途中まで快調に飛ばしたのですが、あまり捻りもなく、あっけなく終わりました。残念。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000194/

2021/03/25

いつでも母さん

犬養シリーズ最新作!私には重く考えさせられた前作の余韻が残る中、今回は民間療法の闇と言うか、藁にも縋りたい心に忍び寄る怪しげな教団。気丈な娘・紗耶香を思うと犬養も人の親…切ないなぁ。有名人が広告塔になるとそれだけで興味を持つ人間の多いことに危うさを感じる。親なら家族なら回復を信じて、保険適用外の高額な治療も厭わないのは心情的に理解できる。また、信じる者は救われるのか?民間療法の高額な治療費それさえも当事者なら飲み込んでしまいそう。さて、私なら…(汗)第1章の『黙示』の姉妹がそうきましたか!って感じだった。

2021/03/16

うののささら

ロシアの道鏡、ラスプーチン。偉丈夫で容貌魁偉の怪僧は女帝の寵愛を受け坊主のくせに権力を握ろうとするが結局潰されてしまう。女刑事にラスプーチンとあだ名される怪しい宗教団体。不治の病に悩む藁にもすがる家族に近づき、怪しい治療でお金を騙していく。不幸がおきると変なの寄ってくるし、近所のおばちゃんは喜ぶし世の非情を知るな。近年医療技術の進化によりだいぶ減ったと思うが、医者への懐疑による不信感は結構蔓延してたな。病院では考えられないようなことが起きるものだろうが自分や家族が遭遇したらきついな。面白かったです。

2021/05/11

R

民間医療を題材にした、格差や死生観について考えさせられるミステリ小説でありました。出てきた全員が、何かしら辛い目になって終わるとも読めてしまう、悲しい物語だった。医療費によって生活が破綻していくという悲惨さ、その闇に忍び寄る怪しい宗教めいたやりとりなど、そこに政治家やアイドルなんかが絡むという、一種の思想的パンデミックが描かれていて、狂騒と呼ぶにふさわしい感じが気持ち悪いけども、面白かった。実際にこういったものが、蔓延っているんだろうなと思わされる。

2021/04/06

nobby

うーん、これはちょっと無理やりを感じたな…冒頭のグーちゃんユーちゃん姉妹エピソードが悲しく壮絶過ぎるだけに、それがいつどう絡むのかばかり気になり本筋を軽めに読んでしまった…そこには中山さんならではの読みやすさありきなんだけど。相変わらず犬養が突き付けられるテーマは答えの出ない、いや出せない難題。第三者的には懐疑に嫌悪ばかりの民間療法や新興宗教だが、藁にもすがる当事者の思いは分かり得るはずもない…そこに群がるカネ、さらには俗識としての標準治療の限界あるいは奢り、毎度ながら蔓延る悪意に覚えるのは憤りと寂しさ…

2021/05/03

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