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紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆 (角川文庫)

紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆 (角川文庫)

紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆 (角川文庫)

作家
ほしおさなえ
おかざきおか
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-02-25
ISBN
9784041109687
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ジャンル

紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆 (角川文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

ほしおさなえさんの作品は、どの作品も温故知新という感じで、温かさを感じる。そして、古き良きものを今の世に、丁寧で優しく甦らせてくれるね。このシリーズも第3弾。水引や万年筆にスポットが当たる。一成と浩介の仲はなんとかならないか。そして、一成と百花はどんどん意見をぶつけながら、和紙の良さを世の中に伝えてほしい。そして、まだ古き良きものが眠ってるだろうから、掘り起こしてほしい。今の自分の中から一生懸命さが少しずつ失っている。だから百花の一生懸命さを見ならいたい。今作も心が温かくなりました。

2021/04/13

寂しがり屋の狼さん

シリーズ3作目📚今回はインクメーカーとガラスペン作家による企画の相談が持ち込まれる。商品のネーミングに悩む百花に母から作家であった父の遺品の万年筆を渡され、自分の名前の由来が童話『春の小川』であったことを想い出す。それをヒントに商品名が決定し…(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)「…だって困ってるんだろう?結だよ、結。だれかが困ってるときは、自分のことをあとにしても助ける。行くよ。」…ふじさき記念館のピンチを救った【てるばあちゃん】の言葉…かっちょいいです(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

2023/08/26

シナモン

ほしおさなえさんの作品を読むと丁寧で穏やかな文章、地道に真面目に生きている登場人物たちに自分もこうありたいといつも思わされます。今回は水引の世界の奥深さに感動。記念館が困ってるときにおばあちゃんの「結」の精神からの助け船。かっこよくてグッときました。百花のカラーインクのネーミング発想力もどれも素敵で想像するだけで癒されました。最後の最後にライバル浩介登場でムカッときたけど、百花の仕事に対する本気度、一生懸命さが明確になってきてこれからの展開が楽しみです。

2021/08/01

KAZOO

今回の目玉は水引です。水引を主人公のおばあさんがつくっているところなどを見てみたい気がします。またカラーインクやガラスのペンの話も楽しめました。わたしも以前結構高そうなガラスペンをもらったことがあるのですが先っぽをぶつけてしまいかけて使え亡くなった覚えがあります。ビジネスマンはあまり使えないですね。いまはゆっくりしたので使用してみようかなあという気になりました。

2021/06/10

mariya926

女子大生の主人公が和紙と出会い、クリエイティブに挑戦することで成長していく物語りです。今回は水引きとカラーインク。水引はおばあちゃんの内職だったものを教えてもらい、家族の歴史も知れます。カラーインクも新しい世界です。挑戦したくなります。名前のネーミングを考える時に「いつも考えているのが繋がってアイディアが浮かぶ」みたいな事が書かれていましたが、私もそんな感じです。いつも考えていて朝起きた時にふっとアイディアが浮かんだりします。自分がしている事が本に出てくると嬉しくなりますね。

2021/12/09

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