KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)

犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)

犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)

作家
三津田信三
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-09-18
ISBN
9784041110638
amazonで購入する Kindle版を購入する

犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

三津田さんの短編集で江戸川乱歩へのオマージュ的な作品となっています。短編とは言いながら様々な趣向があり飽きさせない工夫が凝らされています。また江戸川乱歩の作品を読んだことがない人でも楽しめます。私は最初の作品と「骸骨坊主に話」が楽しめました。

2022/03/28

キナコ

文庫化していたので購入。再読ではあるが、何度読んでも満足する一冊。江戸川乱歩のオマージュ。乱歩の作品を現代へと変換しているため、より読みやすくなったかな。幻想的に終わらせるのでなく、そこにより理論的な解釈を持ってくる三津田先生の味が出ている作品。ちゃめっけのある作品もあり、とても好み。

2022/11/20

あつこんぐ

江戸川乱歩の世界に三津田信三がほどよくまぶしてあり、乱歩作品に詳しくなくても楽しめました。特に『G坂の殺人事件』はジーンズがトレードマークのあの人が登場し、三津田先生のサービス精神?にニヤリとしました。『骸骨坊主の話』も面白かったですが、『影がくる』はウルトラQを知らないのでそれほど刺さりませんでした。乱歩もいいけど、三津田信三もいい!!と満足した1冊でした。

2022/07/08

ちょん

三津田さんの中でもとても読みやすく好きな話でした✨いつもシリーズ物でキャラ勝ちしているなぁと感じるところがあったので単純に短編が新鮮でした。「夢遊病者の手」がとても好き。どの話も情景が目に浮かぶ。江戸川乱歩まだちゃんと読んでないから読まなくてはと思いました⋮(งˋ͈ᵔˊ͈ⱴ)⋮クッ

2023/02/05

マッちゃま

乱歩の「犯罪幻想」のトリビュート作品5作とリング、ウルトラQの同作品を各1作の計7作品の短編集。本書も文庫化が待ち遠しかった本の1つ。乱歩調な書き出しや文体に三津田テイストも感じるラスト。大乱歩全ての作品を読んでいる訳じゃないのでエラそうには語れませんが三津田らしくも乱歩味でもあるのかなぁとも思えます。リングは笑っちゃいました。ウルトラQ、本物(?)の方を録画して撮り貯めてるので、そちらも観るのが楽しみ。作品としてもナイスホラー。他の三津田作品とのリンクもチラッとありファン的にはそちらも嬉しい部分でした。

2021/10/11

感想・レビューをもっと見る