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夜のリフレーン (角川文庫)

夜のリフレーン (角川文庫)

夜のリフレーン (角川文庫)

作家
皆川博子
日下三蔵
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-02-25
ISBN
9784041110645
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夜のリフレーン (角川文庫) / 感想・レビュー

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kaoriction@感想は気まぐれに

溜め息。『薔薇忌』を読んだ時、初めて皆川作品に「酔う」という感覚を覚えたのだが、その時の感覚に近い。妖艶、耽美、かつ幻惑的な皆川博子ワールドをたっぷりと堪能させていただいた。デビューから現在に至る作品の中から 幻想小説系とミステリ系の単行本未収録作の短篇24編を精選した作品集。贅沢極まりない。濃厚、濃密な物語たち。漂う空気感も時代も。表題作「夜のリフレーン」、たった14行で完結の圧倒、圧巻さよ!魅了。他に好みは「夜、囚われて」「陽射し」「紡ぎ唄」「妖童」「七谷屋形」「赤い鞋」「新吉、おまえの」辺り。

2021/03/21

びっぐすとん

【蔵書登録】図書館ハードカバー本で読了しているが保存用。

2021/05/04

spica015

わずか数頁の短篇に描かれるのは日常と地続きになったような幻想の世界。特に能や歌舞伎などの演劇をモチーフにした作品に、日常の中に存在する非日常が見えてくる。芝居と幻想小説の相性の良さを強く感じる。結末を明確にしないまま唐突に終わりを迎える作品にはなんだか狂しいような気持ちになるが、決してそれが不快ではない。長篇のイメージが強い作家だったけれど、なかなかどうして珠玉の作品ばかりではないか。収録数も多く、お気に入りの1作を選ぶのはとても難しい。どの作品を選ぶか、確かに編者の苦労が偲ばれる1冊である。

2021/04/13

Kom

ひたすら幻想的な物語の世界に浸っていれば満足できる稀有な作家。再発見的な意味合いなのにハズレなしなのが流石。解説にある、千街さんのコメントがすごくよく分かる。

2021/03/09

きっしょう

初期から現在までの単行本未収録作品24篇。比較的短い作品ばかりで1ページで終わってしまう作品もる。だからと言って侮れない濃密さ。皆川作品らしい情念とともに見事に浮かび上がる時代背景と空気感の描写は流石。

2021/04/08

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