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ムーンライト・イン

ムーンライト・イン

ムーンライト・イン

作家
中島京子
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-03-02
ISBN
9784041110782
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ムーンライト・イン / 感想・レビュー

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旅するランナー

高原の元ペンションに集まる、訳ありな人たちの優しいつながり。魅力的なフィリピン人マリー・ジョイさんと、人生やり直す拓海くんのこれからは、応援したくなりますね。中島京子らしい、ふわふわ感とぞわぞわ感を兼ね備えた、大人ごころをくすぐる作品です。

2021/04/25

のぶ

訳ありの人たちばかりだが、なぜか温かい物語だった。家を捨て自転車旅行の最中に雨に降られた栗田拓海は、古びた一軒の建物を訪れる。そこは老人がかつてペンションを営んでいた「ムーンライト・イン」だった。そこに住むのは、新堂かおる、津田塔子、フィリピン人のマリー・ジョイ。年代がバラバラの三人の女性が、それぞれ事情を抱えて過ごしていた。拓海は頼まれた屋根の修理中に足を怪我して、しばらくそこに留まる事になり、奇妙な共同生活が始まった。この雰囲気がとても面白い。家族のような関係が築かれているように感じた。

2021/03/21

修一郎

駆け込み寺ムーンライトインに住まう訳アリの人たちがとても魅力的。会話を通じてちらちちらと事情が明かされていくのだけどもその会話が心地がいい。拓海君だけその家族の闇が明かされなかったのでマリージョイとの後日談ということでこれで続編ができるね。フィリピンの激甘料理にピニクピカン,シャリース,ムーンライトフリットも憶えましたよ。構成から会話から、まさに夜10時からのNHKドラマにぴったりだ。なんならオトナの土ドラでも。文章がいいんです。読み心地が素晴らしいお話でした。

2021/04/14

なゆ

かつてペンションだったムーンライト・インは、いつの間にかシェアハウスのような空間に。家の主の虹サンのもとに、何かから逃げるように何かを探すように集まってきて暮らす人たち。車椅子の老女かおる、介護を通じて繋がりのある塔子とフィリピン娘マリー・ジョイ。そこに、非正規の仕事も失って迷い込んできた拓海も加わる。親子関係の難しさ、老後、介護トラブルなど、さりげない問題提起と読みやすさのさじ加減が丁度いい。最後のかおるさん、お見事!拓海も頑張った!この先うまく計画どおりにいくかどうかを、もっと読みたい気分。

2021/04/25

おつぼねー

家族関係で訳アリの人達が集まったのは、他人の体温が適度に感じられるハウスシェア。訳アリのその訳を先延ばしにしながら、自分の納得いく方向に進んで行けそうなそうでもないような?まぁ面白かった。

2021/05/10

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