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でえれえ、やっちもねえ (角川ホラー文庫)

でえれえ、やっちもねえ (角川ホラー文庫)

でえれえ、やっちもねえ (角川ホラー文庫)

作家
岩井志麻子
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-15
ISBN
9784041113196
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でえれえ、やっちもねえ (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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みっちゃん

この表紙の女、明らかに尋常ではない。それに岡山弁のこのタイトルが重なるとさらに凄味を増すような。あの『ぼっけえ、きょうてえ』に比べるとホラー感は薄いように感じるけれど、たっぷりと水気を含んでねっとりと濃ゆい。息苦しくなるような。事の真相も、これからどんな結末が待っているのかもはっきりしないけど、明らかに嫌な予感しかない4つのラスト。人ならざる怪異よりも、生きてそこに実体のある人間の方がよっぽど恐ろしい。そう実感できる。

2021/06/29

H!deking

おー、これこれ、こういうのが読みたかったんです。志麻子ねえさんのきょうてえ短編集。全部面白かったけど、最後の話のオチが好みでした。まだレビュー少ないのでこの辺にします。おすすめ!

2021/06/16

タイ子

でえれえ、やっちもねえ。この作品だと「とても、悪い」「とんでもない」みたいな意味かな。江戸時代から昭和まで何とも不思議な、でも面白い4つの短編集。元囚人の女性が好きな男性に送る書簡集。この手紙どこまで続くのか、最後の恋文が…。コレラが流行する岡山で出征した夫が何故か目の前に。女は妊娠、生まれた子供は…ぎゃっ!13歳の時失踪した女性がハレー彗星で世間が騒いでいる時に57年ぶりに帰ってきた。今までなにしとったん?浦島花子か?!岡山の有名人を登場させて虚実入り混じりの妖しい物語集でございました。

2021/07/10

HANA

『ぼっけえ、きょうてえ』に続く岡山弁タイトルのホラー。前作が土俗を前面に押し出した作品だとすると、本作はむしろ人間の業が前面に出ている感じ。そしてそれがこの著者らしく、とても嫌なものとなっている。冒頭の「穴掘酒」とかタイトルの意味する行為で嫌な気分になっているところに、最後の手紙でそれがどん底まで突き落とされるし、表題作の最後の一行もその背後を想像すると暗澹とするし。個人的に一番好きなのは「大彗星愈々接近」かな。ファンタジックだしあの人出てるし。あの作品の後継という事で心配してたけど、安心の出来でした。

2021/06/16

まさきち

ぼっけえきょうていに近い岩井志麻子ワールドを楽しめたものの、最後の一押しが足りなかった感じ。それでも粘着度満載の世界は味わえました。

2021/07/03

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