小説 孤狼の血 LEVEL2 (角川文庫)
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小説 孤狼の血 LEVEL2 (角川文庫) / 感想・レビュー
いつでも母さん
確かに『孤狼の血』なんだ。日岡なんだもの。だがこれはLEVEL2とある。もうね、「日岡~こんなんなっちまったの?」(汗)くぅ、映画は観ていないのに映像が浮かぶ。鈴木亮平が演じる極道・上林が酷くて観てみたい。(上林あっての映画なのだろう)暴力が前面に溢れていて、チンタや姉の哀しみや裏切られた日岡の姿もかすんでしまう…このラストはどう捉えたらいいのだろう。戻ってこい、日岡!
2021/08/03
キムトモ
原作は既読で最高のエンターテインメント作品を堪能させて頂き、映像作品も無類の傑作作品なのですが…その続編を制作すると聞き、てっきり「凶犬の眼」の映像化と思いきや…映画用のオリジナルネタとのこと…充分面白かったです👍「凶犬の眼」では日岡は片田舎の派出所勤務となるのですが…その原因となった事件のお話。首領をやられた五十子会にこんなサイコヤクザがいたとは…こりゃ一冊書けますね👍「孤独の血」ファンは必読でしょう👍(ノ-_-)ノ~┻━┻このあとの映像化は「凶犬の眼」の映像化にしてください🙇♂️
2021/08/23
いたろう
映画「孤狼の血」の続編は、原作小説の2作め「狂犬の眼」の映画化ではなく、オリジナル脚本。そしてこれは、その映画脚本のノベライズ版。物語は、「孤狼の血」と「狂犬の眼」の間をつなぐ話で、一応、「原作 柚月裕子」となっているが、実際には柚月さんは、ストーリーの作成に関わっていないよう。映画を観ていたので、ストーリーは分かっているし、ノベライズ版だけに、映画以上のものはないのだけど、小説「孤狼の血」シリーズのファンとして、柚月さんが、書くかもしれないと言っているスピンオフを待つまでの繋ぎとして、読むのもいいかも。
2022/04/09
Kazuko Ohta
映画版は先行上映の“コロフェス”でとっとと観ました。てっきり『凶犬の眼』の映画化だと思っていたので、こんな話だったかなぁと自分の記憶力にダメ出しをしながら最後まで観て、映画オリジナルだと知った時にはドヒャーッ。原作三部作の一部と二部の間に上手くかませたものですねぇ。で、このノベライズ。薄くて良いけど、少なくとも第一部を読んだ人か観た人でないと楽しめないと思うのですが、どうでしょう。映像も相当グロかったのに、字で見ると更にグロく感じます。ホラー並みにえげつない。ノベライズって、「!」がやたら多くないですか。
2021/09/23
GAKU
夏に公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」のノベライズ。映画用に徹した、派手な暴力とグロい場面が多々あるヤクザ小説。柚月さん作品とは別物。ヤクザ小説、映画共に好きな私は面白く読めました。極悪非情のヤクザ上林を演じる、鈴木亮平が楽しみ。映画公開されたら、是非観に行きたいと思います。
2021/07/14
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