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美しき闘争 下 新装版 (角川文庫)

美しき闘争 下 新装版 (角川文庫)

美しき闘争 下 新装版 (角川文庫)

作家
松本清張
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-11-20
ISBN
9784041116043
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美しき闘争 下 新装版 (角川文庫) / 感想・レビュー

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yonemy

こちらは1962年の新聞小説で、60年前の日本社会。男も女も手段は択ばず実利主義で、さすが戦争を経験した世代なんだと感心。「卑怯な行いを隠蔽し、知られなければOKなんて、良心の呵責はないのか!」なんて思うあまちゃんな私には生き辛そうだ。人間の本質はそう変わっていないのだろうが、現代は少なくとも倫理やコンプライアンスで己の欲望をくるむ必要がある社会。それが体裁で終わらなければ、人にも自然にも地球にも優しいユートピアのような世界になるはず。できるだけ長生きして、さらなる変化を見届けたいな☆

2023/02/22

るつ

これぞ昭和の小説といった内容。女性の自立がとても難しかった時代だとは思うけれど、それにしても出てくる男性がクズばかりで驚いた。ギラギラのセクハラ男か、覇気のない男のどちらかしか存在しないのだろうか。主人公にもあまり共感できなかったけど、サクッと読むにはまあ楽しめる作品だった。

2023/08/07

13sakura

最後がなんとなく納得できない感じだ。あの男とまさか再婚するとは。複雑な心境にさせられた。まだ山根氏のほうが良かったのに。。。

2022/01/28

四男の母

2時間ドラマのようで、上下一気読み。出てくる男が酷すぎる。いい男なし。昭和の時代、女性はかなり厳しい環境で働いていたのね。一番腹がたったのは、もしかしたら恵子の最後の決断かも。

2023/02/20

マナチアキ

上巻で働くことに腹を決めたものの、このヒロインなんとまだ24歳。男社会での扱いは酷いなんてものではなく、今ならいくらでも訴えたりSNSで炎上させることもできるのにと思いつつ、この頃の不便さが懐かしくもあります。 急ぎの用件は電報、職場はタバコプカプカ、そうそうそうだったと読了。

2022/04/05

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