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いきたくないのに出かけていく (角川文庫)

いきたくないのに出かけていく (角川文庫)

いきたくないのに出かけていく (角川文庫)

作家
角田光代
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-03-23
ISBN
9784041116227
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いきたくないのに出かけていく (角川文庫) / 感想・レビュー

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のぶ

角田さんの旅や、ちょっとしたお出かけにも及んでいるエッセイ集。同類の「大好きな町に用がある」を先に読んでいたので、旅行に対してのスタンスはだいたい分かっていたが、それでも読んでいて新鮮で楽しい部分はたくさんあった。若い時に始めて出かけたタイへの貧乏旅行を皮切りに、何となくであったり、仕事で出かけたり、マラソンがあるからと出かけたり、うらやましくもありその行動力に感心する。あとがきにコロナで外出がままならないとあったが、さぞ辛いでしょう。全体を通して旅に対してゆるい哲学を感じた一冊だった。

2022/04/07

piro

2ヶ月連続で刊行された角田さんの旅エッセイ。これだけ海外ひとり旅の経験がありながら国内旅行が計画できないとか、本物のサファリに行ったことがあるのに独力でサファリパークへ行けないとか…(笑)。ちょっと不思議な角田さんですが、旅の感覚には毎度強く共感します。『小説と歩く』、『旅する理由』が特に良かった。マラソンだけでなく、意外にも結構ハードなトレイルランをこなすなど、年々アクティブになられている様で、見習わねば!マラソン大会のために旅に出るとまではいかなくても、旅先での朝ランは機会があれば試してみよう。

2022/03/31

おいしゃん

旅は苦手で運動も…と非アクティブ宣言ばかりしている著者だが、ダイビングやマラソン大会、インドの格安旅や毎年恒例のお花見など、もうどこからどう見てもアクティブで豊かな生活であるのがむんむん伝わってくる。

2022/05/04

ミナミハハ

作者の旅エッセイ。作者の視点で観たこと、感じたこと、出来事、色んなエッセンスが含まれていて楽しく読んだ。「その土地で暮らす、まったく縁もないだれかとほんのちょっと出会うこと。それが旅。」だと。同感です。

2022/06/04

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

角田さんの旅エッセイは好きでよく読んでいる。どこへ行って何を見たという話よりも、角田さんが出会った旅先でのちょっとした人とのやりとりやエピソードが好きなので『旅する理由』には、やはり!!とうれしくなった。

2022/08/11

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