犬ほど素敵な商売はない (角川文庫)
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犬ほど素敵な商売はない (角川文庫) / 感想・レビュー
kira
【BL】連続刊行第2弾、ピンク。カバーイラストからして第1弾の白と比べものにならない程BがLでありかつ刺激強め内容のため電車では読めない(特に挿絵はない)。愛されることも愛することも知らなかった孤独な倖生と轡田の出会い方はだいぶ衝撃的だったが、犬になることで知った他人への情愛と執着に恋情と名を付けられた倖生のこれからに幸あれ。轡田の愛とても重いし濃いのでこれが小説で良かったと変なところでホッとした…第3弾は黒。楽しみだがちょっと胸焼けが心配w
2022/05/28
Yuri
作家さん読み。タイトル通り、イヌとして雇われたユキと轡田。距離が縮まるまでヤキモキしながら続きが気になって、文字通りの一気読み。100冊記念の書き下ろしにも登場してたCPなので、そっちも読み直します~!
2022/05/28
じぇりい
独占欲の強い愛したがりの主人と愛される喜びを知った犬。お互いの求めるものがぴったりとはまって、側から見ると不毛な関係に見えてもそれは立派な愛情なのだ。熱を出した倖生がそれでも犬として振る舞おうとするいじらしさよ。
2022/08/20
chisarunn
たしか20年くらい前に出たスタンダードなBLだが角川文庫で再登場。他に一冊はもう出ていて、あと一冊合計三冊出るらしいが、今さら角川で出る意味がわからん、でも出版社の事情があるんだろうね。読者としては魚住くんテイストの残った榎田尤利を新しい文庫で読めるのは嬉しいぞ。
2022/09/04
beniko
旧版未読。美しい容姿ながら自分をろくでなしだと思っている倖生は知り合いに紹介された仕事で「犬」として轡田という金持ちの男のもとに派遣される。飼い主とペット「ごっこ」ではなく、比喩でもなく「犬」になるというのは、倖生も最初は抵抗したように、人間として尊厳を踏みにじっていると思う。倖生に強いる分、轡田も徹して自分の犬を大事にする。次第に倖生は轡田の犬としての幸福を感じるようになるが、それは倖生だからこそで、倖生と轡田がお互いでなければ得られない愛情を結んでいく過程にゾクゾクした。視線は愛情なのだと感じた。
2023/04/18
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