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漆黒の慕情 (角川ホラー文庫)

漆黒の慕情 (角川ホラー文庫)

漆黒の慕情 (角川ホラー文庫)

作家
芦花公園
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-02-22
ISBN
9784041119853
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漆黒の慕情 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

期待どおり。絶世の美青年・片山敏彦の設定にミスリードがあるのでは、と穿った見方をしていたがここは無条件で受け入れなければならない。まずこれが凄い。自他認める美青年!在りそうでなかった人物造形?自惚れを超える自己認識が破格で、ある意味、物語最大の怪物それが敏彦。佐々木るみを凌駕する怪物感が凄くないですか?敏彦に纏わりつく怪異のストーカーが霞む(苦笑)。一方都市伝説ハルコさんを突き詰めていく青山くんの涙ぐましい努力の行き着く先には・・・。るみと物部の相剋も悲しい。圧巻の人物造形、このシリーズ目が離せない。

2022/05/18

★Masako★

★★★★ シリーズ第二弾♪前作よりもホラー度が増して面白かった!塾講師をしている絶世の美青年・片山敏彦に付きまとう謎の女と、身の回りで起きる怪異現象。時を同じくして、小学校で「ハルコさん」の奇妙な噂が広まり、子供たちに悪影響が…。二つの事件は繋がっているのか?特殊能力を持つ佐々木るみとバディの青山が、謎に迫る。怪異を起こすのは人か悪霊か?最後までハッキリせずハラハラの展開。狂気×狂気がもたらす真相にはゾクリ♪そしてそれ以上に怖いあのラスト。るみと、るみ以上の能力を持つ祓い師・物部の抱えている闇も深かった。

2023/02/19

こら

絶世の美青年の周囲に現れる謎の女性と、児童の間で囁かれる奇妙な噂の交錯。まず襲い来る現象が、本当に人間の本能に直接ドスドスと突き刺さる悍ましさ。そして、怪なのか凶人なのか土壇場の対決まで明かさない事が恐怖を加速させる。一応の解決を見た段で、佳作だなと思ったら最後の最後の乾いた一文に全て持っていかれた。見えるはずだった物が、見えていなかった。唯それだけの事が本当の悍ましさだった。大傑作。

2022/03/19

さっちゃん

佐々木事務所シリーズ2作目。うわぁ~面白かった! 絶世の美青年へのストーカー事件と、青山君が教会で相談を受けた学校の七不思議の怪異を軸に物語が進む。澤村伊智作品を思わせるような怪異に「ヒィ~!」となりながら一気読み。怪異の怖さのみならず人間が一番怖い系のテイストもたっぷりで、何がどうなっているのか分からないまま翻弄された。ごりごりごり⋯⋯あぁ、夢に見そう💦。ラストはあまりの衝撃に息が止まりそうに。この後、彼の心は大丈夫なのか⋯⋯。絶対ネタバレ回避して、後ろをパラパラ見たりしないで読んで!

2022/02/24

ポチ

シリーズ2巻目。物語の進み方などこちらの方が好みだなぁ。人の心の狂気がゾワゾワと良かった。この超絶美男子は本物の悪魔ですね(笑)

2022/09/24

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