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見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話2 (角川スニーカー文庫)

見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話2 (角川スニーカー文庫)

見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話2 (角川スニーカー文庫)

作家
穂積 潜
きただりょうま
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-03-01
ISBN
9784041121450
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見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話2 (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

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よっち

体験した非日常を基にした漫画が認められ、ようやく連載の糸口を掴むことができた漫画家。あとはいかに奇妙な同居生活を終わらせるかを考える彼の元に、担当編集者の田中ハルカが現れる第二弾。バイタリティがあり的確なアドバイスもできるハルカの登場に、ファンとしての限界や自身のコミュ障もあって劣勢の此方でしたけど、あくまで漫画家のためにという姿勢は一貫していて、漫画家もアシスタント仕事もしたりで大切なものを再確認する中、此方の地道な頑張りをハルカも認めたんですかね…なかなか手強いライバルが登場して面白くなってきました。

2022/03/01

しぇん

一巻で綺麗に纏まってた気がするので、どう続けるのかな?と思ってましたが編集さん絡めて成長していく方向にいきましたか。編集さんが良いキャラしてましたが、やはり少し淡々ろ進む感じが。ヒロインもやばい感じは0なのが気になってしまいます

2022/03/31

わたー

★★★★☆監禁生活から同棲(?)生活へとシフトした二人。そこに、倫理上問題だろうと担当編集までもが同居を申し出て…といった2巻。正直なところ、1巻からパワーダウンしている感は否めない。ちょっぴり愛が重いヒロインとの生活は確かに良かったのだが、悪い意味で「慣れ」てしまって、あと一歩、想像を超えてくるような外連味やスリルが欲しかったかなと。例えば、担当編集も別ベクトルでのサイコ女だったことがわかるとか。作家モノとしての出来が悪くないだけに、1巻で見せてくれたような尖った部分がなかったのは残念でならない。

2022/03/03

真白優樹

夏が来て漫画家が此方との関係を見直そうとする中、担当編集者であるハルカがやってくる今巻。―――続けるための独占欲、黒い思いは止まらない。 大人としての強みを持つハルカに此方が圧倒される中、それでもと必死に食い下がる巻であり、監禁と言う段階を越えた事で歪な中の甘さが深まりお仕事ものの重さも加えていく、新たな面白さの段階に進む巻である。悪寒を感じながらも振り切れぬ彼女の手。更に依存する思いが強まっていく中、漫画家は此方を振り切れるのか。この歪な関係は、果たして何処へと進んでいくのか。 次巻も勿論楽しみである。

2022/03/03

ジャックン

監禁から同棲へとなり、そこに担当編集のハルカさんも加わった第二巻。物語としては創作論を絡めたお仕事小説へとシフト。比較的淡々としていながらも前巻とは別のベクトルで面白かった。主人公は編集に磨いてもらうことで商品として輝けるタイプみたいだから、此方の気持ちも分かるがプロを名乗る以上は仕方ないかな。あくまで仕事として同棲までしていて、そこに勝手に此方が噛み付いているだけかと思いきやラストにハルカさんからまさかの台詞が。言葉通りの意味なのか他に何か意図があるのか。次巻が出るなら楽しみ。

2022/05/13

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