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テレビじゃん! (角川文庫)

テレビじゃん! (角川文庫)

テレビじゃん! (角川文庫)

作家
小路幸也
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-02-22
ISBN
9784041121719
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ジャンル

テレビじゃん! (角川文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

当時、土曜8時といえば“オレたちひょうきん族”と“8時だョ!全員集合”。自分はどっちかというと““8時だョ!全員集合”派。間違いなくザ・ドリフターズをモデルにした、懐かしさを感じる作品。ドリフのルーツはホントにこうだったのかと思うリアルさがあり、そして当時の全員集合でのいろいろあったコントも思い出す。古典的なギャグが懐かしい。もう、リアルで見れないのかと思うと残念だなと思う……、ゴン!…クラクラクラ…、な、なぜ、俺の頭に盥が落ちる。痛えわ!

2022/07/20

ぽろん

ドリフターズへのオマージュかな。8時だよ!全員集合は、家族で必ず観ていた。その後のキイハンターも土曜日なので、特別に9時から見せて貰えたっけ。懐かしいなあ。愉しく読了。

2022/03/14

エドワード

私は小学生の頃、京都会館でドリフターズのコンサートを聴いたことがある。だから、彼らがコント集団である前にミュージシャンであることはよくわかる。ドリフと「8時だよ!全員集合」をモデルに、発展途上のテレビ界の騒動を描く。語り手の6番目のメンバー・チャコは志村けんだ。ザ・ピーナッツ、キャンディーズ、桜田淳子を彷彿とさせるスターも登場する。しかし上手く書けてるね。小路さんは1961年生まれ。時代の空気を確かに吸っていた人にのみ書ける物語だ。背景となる東京の街も、私がいた80年代とも今とも異なる風情を感じさせるね。

2022/04/08

ん? んん⁈ これって「テレビ探偵」の文庫版⁉️ と既読感満々で読み進めると、所々単行本にはなかったシーンもあってそれでも面白く読了したら、「テレビ探偵」に加筆修正して文庫出版したと記されてあった。表紙絵がまんままんまでここまであからさまじゃない方が良いのでは? とやや興醒め。でもまぁ面白かったから良しとします。

2022/03/20

タルシル📖ヨムノスキー

明言はしていないけれど間違いなくあの伝説的テレビ番組「8時だョ!全員集合」の裏話にちょっとミステリーを絡めた物語。主人公は人気バンド「ザ・トレインズ」の付き人チャコ。個人的にはミステリー要素なしの純粋なテレビ業界エンタメでも充分楽しめたと思う。なにせあの「全員集合」。土曜日は8時までにご飯とお風呂を済ませてテレビの前に釘付け。前職でこの番組の大道具だった人と話をしたことがあるけど、毎週かなりハードだったらしい。なにせ歌とコントの公開生放送。今考えるとかなりキワどいギャグもあって、時代の大らかさを感じる。

2022/10/19

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