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緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫)

緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫)

緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫)

作家
小野不由美
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-10-24
ISBN
9784041127506
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緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫) / 感想・レビュー

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ミュポトワ@猫mode

小野不由美先生はやっぱりすげぇ。こんな怖いというか、不気味な話を、なんでこんな切ないラストに持っていけるのだろうか。凄まじくて、読み終わった後は感嘆しかなかった。しかもこれが初期の先品の改版って言うんだから、どんだけ素養があるのよ。天才ってこういうことか?って改めて感じた。この本はラスト直前までホラーなので、万人にオススメできる作品ではないのですが、もしホラーが読めるのであれば、このラストの素晴らしさを味わうだけでも読んで損はないかと思います。いやぁ、マジで凄まじいわ。それしか感想が出てこない俺の語彙力…

2022/12/01

ひさか

1990年11月朝日ソノラマ刊行のパンプキン文庫グリーンホームの亡霊たちを改題加筆修正し2015年8月講談社X文庫ホワイトハート版緑の我が家刊行。更に加筆修正し、2022年10月角川文庫化。怖くて優しいという紹介の通りの話で、消えた記憶を取り戻すミステリアスな展開と不気味な事件が織りなす世界はドキドキ感いっぱいでした。主人公が高校生というのも展開に説得力があります。良くできたホラーです。

2023/06/19

ゆみねこ

父の再婚で一人暮らしを始めた高校生の浩志が引っ越してきたのは「ハイツ・グリーンホーム」窓から見える丘の斜面の鳥居、アパートに続く路地に感じる不気味さ。夜中に不気味な落書きをする男の子、相次ぐ嫌がらせ。6号室に住む同年代の和泉は「出ていった方がいい」と言う…。少し怖いけど、良く練られたミステリー。面白かった!

2023/02/12

メリー

緑の我が家 作家が方向づけされたと言う作品だが、主人公が自身の境遇を語りながら物語が進むので、挿絵もコミックマンガの様で読みやすかった。

2022/11/30

真理そら

ハイツ・グリーンホームで独り暮らしをすると決めた16歳の浩志。だが、このハイツは訳アリだった。この作者らしい建物系ホラーは十分怖いが、浩志の幼い頃の記憶がよみがえる過程は優しく悲しい物語だ。それにしても交通事故死した親友の通夜から居座る女と再婚する男って…この二人の行動の方がホラー以上に怖い気もする。

2023/01/16

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