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暴虎の牙 上 (角川文庫)

暴虎の牙 上 (角川文庫)

暴虎の牙 上 (角川文庫)

作家
柚月裕子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-01-24
ISBN
9784041127568
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暴虎の牙 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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イアン

極道とマル暴刑事のしのぎ合いが魅力の『孤狼の血』シリーズ第3弾。極道の父に虐げられて育った沖虎彦は、極道を憎み、殺しをも厭わぬ暴虐振りで賭場荒らしを繰り返す。一方で五十子会と浅からぬ因縁を持つマル暴・大上は、ある思惑を持って沖に接触する。暴虎の如き沖へ接触を図った大上の狙いとは…。ここまではシリーズの「エピソード0」的な意味合いが強いが、ここから日岡が待つ平成16年の物語とどう交錯するのか。沖が突き進む先に待ち受けるものとは。シリーズ完結まであと300ページ余り、名残惜しい気持ちもありつつ下巻へ進みます。

2023/02/19

のり

幼少期の壮絶な体験を経て、命知らずの若者へと成長した「沖虎彦」。慕う仲間を増やし、ヤクザや半グレを標的に暴挙を繰り返す。そんな中、刑事の「大上」と接点が出来る。ヤクザを忌み嫌う共通点を持ちながら、本音を秘す大上に対して苛立ちを募らせる。腹の探り合いが緊張感を高める。下巻へ。

2023/05/02

shincha

時代は大上の若手時代に遡る。妻子を亡くした状況、ガミさんがかぶっていたパナマ帽の出どころ…。前2作には出てこなかった暴虎のような沖虎彦を中心とする愚連隊「呉虎会」。やくざを嫌い、徹底的にやりたいことをするが、堅気には手を出さない。最初から最後まで布石を振りまくり、すぐに下巻を手に取りたくなる。基本的に通勤時間が読書時間の小生は、読みたい気持ちを抑えて仕事に入る。帰りの電車が楽しみで仕方ない。下巻では、どんな展開になるのか…。

2023/09/05

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

(2023-7)あのガミさんが帰って来た!シリーズ完結編はエピソードゼロともいうべき過去からのスタート。昭和57年の広島、ヤクザをも怖れぬ愚連隊「呉寅会」のリーダー沖。彼らの動向を追う大上。彼らの暴走は止まるのか?いざ下巻へ!

2023/01/30

ピース

時代が昭和57年まで遡る。大上はまだ一人で動いていて日岡はまだいない。大上の家族について触れられてる。奥さんと子供は五十子に殺られたらしい。その仇を討つ為に呉寅会なる愚連隊を利用しようとするが、どうなるのか?下巻へGO。

2023/02/07

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