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雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫)

雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫)

雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫)

作家
高里椎奈
モノサカ 糸
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-11-22
ISBN
9784041129494
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雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫) / 感想・レビュー

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雪紫

アンティークを巡る謎と解放、結び付き。短いページ数と古いようでいて落ち着く雰囲気の中で現実の世知辛さと高里さんの優しさが込められる何処かファンタジック要素高めなミステリ。ある意味黒川さんは可愛いのでビスクドール回好き。しかし、相変わらずハッとして、グサグサ来る台詞の多いことよ・・・。特に雛の悲鳴は思い当たる節があるだけにエコーする・・・こう言う所あるから高里さんは油断出来ない。

2022/12/11

kei302

雨宮弟 海星の出自がはっきりしないまま次巻へ続く。弟クン、ひょっとすると妖精さん? と思わずにはいられない高里ワールド全開のアンティーク×ミステリ。1話目のカメオの模造品造り&売りさばき計画は現実にもありそうで、まあ、ワタクシには無縁の世界だからよいのですが…。

2023/01/11

さっちゃん

アンティーク×ミステリ+ファンタジー風味。両親の営む小さな骨董店を切り盛りしているディーラーの雨宮陽人。確かな鑑定眼と柔らかな物腰で誰からも好かれるイケメン君。その弟の海星は病弱で引きこもっているが、何やら不思議な力が。陽人の先輩でいつも兄弟の世話を焼く刑事の本木匡士と、その上司の黒川凪を中心に物語は進む。/アンティークには縁遠いけれど、蘊蓄も面白く読んでいてちょっと優雅な気分になれる。海星の出自や妖精さん、兄弟の両親など、残った謎は次作以降に明らかになるのかな。黒川さんメインの幕間も良かった。

2023/01/31

はつばあば

アンティークにミステリー?+BL付?否、婆の世迷い言。横浜の路地裏って読むだけで値が張りそう~って思ってしまう骨董屋の長男陽人と刑事の本木が先輩後輩の仲。カメオって百年も待たねば値打ちがでないのか・・なんて浅ましい読み方をしながらミステリーはどこやねん?と。陽人の大事な弟の海星君は謎の人。地球外生物かと思わせるほどの知的少年。だが一歩も家から出られない。二人に生活能力がないのにどうして暮らしているんだろうっていうのと、弟の出自がミステリーかな(笑)。骨董品は目利きが大事、24歳の若さで凄いものです。

2023/10/24

陸抗

骨董品と骨董を扱う兄弟の謎、そこに関わる人達のミステリー。アンティークにまつわる事件もあるし、人と違うものが見える彼にまといつく不思議もある。時代が家具を育て家に合わせて新たな家具へと変えるのは、相当な技術と知識がないと傷つけてしまいそう。価格では計れない、持ち主の愛着はとてもよく分かる。

2022/12/25

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