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ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

作家
夢野久作
出版社
角川書店
発売日
1976-10-01
ISBN
9784041366035
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あらすじ

昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。

ジャンル

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) / 感想・レビュー

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mitei

この本が昭和十年に発表されたというのがまず驚いた。何故かと言うと精神を患っている人の現状の治療の問題点や胎児についての考察など、最近の科学で分かってきていることも入っているような気がしたからだ。上巻を読んだ所でいろんな謎や複雑な構成でどうなっているのかわかりにくかった。下巻も読んで真相を知りたくなった。

2017/03/20

tokko

冒頭の囚われの青年と「呉一郎」の関係。六号室の少女と「呉モヨコ」の関係。正木博士の研究とこの二人の関係。一部が繋がったかと思ったら他が離れてゆく、そういうもどかしさを感じながらの上巻だった。下巻ですべてが繋がるのだろう、そう期待しながら続きを読もう。チャカポコ、チャカポコ…。

2011/08/28

YuriL

2017年30冊目。日本探偵小説三大奇書と名高い(?)コレにとうとう手を出してしまった。「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」などと読んでいたので、ハテ、どんなに奇想天外狂気に満ちみちた内容かと少々構えて読み出したのだが・・・なんと、これが面白い。社会に対する痛烈な皮肉や極めて意味深な、如何にもな暗示だらけで狂気よりもむしろ痛快。西洋礼賛的唯物科学に唾棄し、この世界娑婆そのものが「狂人の一大開放治療場」だとする正木博士の上に、夢野久作のにやにや顔が浮かんで見えるようだった。この続きは下巻へ。

2017/02/06

扉のこちら側

2016年450冊め。寝る前にちょっとだけのつもりが一気に読んでしまった。主人公のアンポンタン・ポカン氏は精神病院で目覚め、自分が誰なのかわからないまま、法医学教授・若林から「お前は大事件を起こした呉一郎だ」と催眠暗示をかけられた、らしい。もう一人、精神科医の正木教授も現れ、現代の精神科医療が患者を痛めつけて殺していくことが暴かれていく、ようだ。「外道祭文」や「胎児の夢」がおもしろい。(続)

2016/06/21

マエダ

日本三大奇書の1つ、本棚に眠らせていたがとうとう読了。いや〜面白い。夢野久作自身10年の歳月を書けたといい、これを読むと一度は精神に異常をきたすと伝えられている。言伝もすごくいい。

2016/06/11

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