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ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

作家
夢野久作
出版社
角川書店
発売日
1976-10-13
ISBN
9784041366042
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あらすじ

昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。

ジャンル

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫) / 感想・レビュー

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mitei

ついに読み終わったけど不思議な読後感だった。なんとなく分かったような分からないような真相が他にありそうなないような。また挑んでみたいがこれ以上の感想もないような気がした。こういう感覚を本で味わうのも面白いな。夢幻の世界を彷徨っているのは中々辛いなと思った。

2017/04/13

kaizen@名古屋de朝活読書会

とても不思議なものがたりだった。著者によると「5回読んだら5回共に読後の気持ちが変わることを請け負います」。1回目、よくわからず意味つかめず。2回目、男性の患者の視点。3回目、若林医師の視点。4回目正木医師の視点。5回目、事情がわかって全体を眺める。なるほど、よくできたものがたり。医療、精神科、思い込み、錯誤、暗示、虚偽、妄想などなど、軸がどこにあるのかはまだ掴めていない。発見角川2013。

2013/10/21

tokko

どうあがいても、我々が普段から一つの事実を「解釈」というフィルターを通してしか見ることができないのだと痛感した。「呉一郎」の犯罪にまつわる一連の事件も、「正木博士」の視点に立つのか「若林博士」の視点に立つのか、あるいは第三者の視点に立つのかによって全く印象が変わる。そんな客観的認識力の覚束なさは、僕たちの実生活も根底から揺るがせる。読み終えた直後は脳が痺れました。

2011/09/02

YuriL

2017年33冊目。日本探偵小説三大奇書の1つと言われつつ、正直「これが探偵小説?」という感じだった上巻だが、下巻に突入すると共にいかにも推理小説らしい雰囲気が盛り上がってくる。しかし語れば語るほど、全ての惨劇の責任者として最も有力なMとWの境も徐々にボヤけ始め、果たして本当に個別の人間が2人存在するのかすら怪しくなり、誰の証言・行動ひとつ、あるいは存在ひとつ、信じることが出来なくなってゆく。現実と夢遊の境も怪しくなる。そうして哀れな主人公は、無限に繰り返し続ける無間地獄に陥っている自らの姿に気づくのだ。

2017/02/07

なおうど

まさにキチガイ小説得体の知れない力。

2015/07/22

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