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三毛猫ホームズの騎士道 (角川文庫 緑 497-88)

三毛猫ホームズの騎士道 (角川文庫 緑 497-88)

三毛猫ホームズの騎士道 (角川文庫 緑 497-88)

作家
赤川次郎
出版社
KADOKAWA
発売日
1988-02-12
ISBN
9784041497883
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三毛猫ホームズの騎士道 (角川文庫 緑 497-88) / 感想・レビュー

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本木英朗

〈三毛猫ホームズ〉シリーズ第8弾である。俺は旧版で20回以上読んでいて、今回新たに新版で読んでみた。……うーん、高校生の頃は本当に超凄かったといえるのだが、今ではせいぜいよかったとしか言えないなあ。とりあえずこれで7作読んでいたが、〈推理〉と〈狂死曲〉が大満足、〈追跡〉〈怪談〉〈運動会〉〈騎士道〉が満足、そして〈駆け落ち〉だけがダメだった感じかな、うん。とりあえず以上です、ハイ!!

2023/11/17

ハル

このシリーズの中で1番印象に残り何度か読み返した本。ここから続く海外編が本当に好き。城のイラスト付き解説に心躍らせたものです。ポテトとウィンナーしかないお店や、歩くのに犬のフンを避けなくてはならないなど全く知らなかったドイツ事情が当時は新鮮だった。城の中という特殊な環境で色んな抜け道や仕掛けを発見するところも見どころ。きっとまた何年かしたら読み返すと思います。

2019/08/08

米倉 涼子

★★☆☆☆何作かこのシリーズを刊行順に読んでいるが、まだ昭和に出されていたのにはビックリ。さて、今作は、冒頭に鉄の処女が出てきてイイ感じに滑り出し、城のトリックを駆使した連続殺人でも起こるのかと思いきや、なかなか発展せず、途中でダレてしまった。ホームズは「ギャー!」ってよく鳴くし。猫ってギャーって鳴くかなぁ。とか雑念が屢々過る。なんか今回、ホームズはあまり活躍しなかったね。自分の勝手な思い込みなんだけど、ホームズは黒猫のほうが似合ってる気がした。ていうか、電話、有ったのかい!さっさと助けを呼べって(笑)

2023/12/04

hoco

ドイツの古城で鉄の処女を使った血生臭い殺人…。それはさておき、ホームズのスーパーキャットぶりは星二つくらい?今回は石津が活躍してますます存在感のない片山兄。石津は晴美への愛ゆえか、猫恐怖症を克服しそうだ。なんと、ホームズを抱きしめて、「ニャオン、ニャオン」と言わせる始末。もちろん、ホームズには嫌がられている。ヨーロッパまで猫と旅行できたら、楽しいだろうなぁー。

2023/01/27

のりのりのり

最期の最期までみんなそれぞれが怪しく犯人がわからなかった。軽い文体、ユーモラスな主人公達。そして赤川次郎さんは気楽に安心して読めるって油断してるとショッキングな物語の導入でビックリさせられたり起こってる事柄だけ考えればすんごくシビアで重い出来事。今回はやはり舞台の古城と事件の発端となる『あれ』の存在が物語を盛り上げてくれた、良かった!

2016/12/30

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