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発作的座談会 (角川文庫 し 6-12)

発作的座談会 (角川文庫 し 6-12)

発作的座談会 (角川文庫 し 6-12)

作家
椎名誠
出版社
KADOKAWA
発売日
1996-10-01
ISBN
9784041510124
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発作的座談会 (角川文庫 し 6-12) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

おっさんの、おっさんによる、おっさんのための雑談。よくぞここまでバカ話を繰り広げられるものだと感心してしまう。いつの間にかテーマがそれても全然平気。特に沢野ひとしさんのズレは天才的と言えるだろう。中学・高校の同級生の関係がそのまま持ち越されて、実にいい雰囲気になっている。この本の初版からすでに24年。にもかかわらず古びない、永遠の意味なし座談。もちろん無意味なのが魅力です。

2014/03/23

akira

またまた続いての椎名本。 これも面白かった。椎名さんたち4人がとりとめもなくしゃべっている。脱線するしチャチャ入れるし、まとまってなさがいい。椎名本はどの本も同じ温度感でどこからでも読める。これは読み尽くすまでしばらくハマりそうだ。 ひとつ気づいたことがある。この界隈本になぜハマるのか?それはこの椎名さんたちの仲間うちがうらやましくて、仲間に入りたいのだ。楽しそうにしているのを時と場所を超えて眺めている。気の合う人たちって、いくつになっても得がたい。 「バカだねぇ、お前ら」

2021/01/24

けいちゃっぷ

いいなあ、こういう馬鹿な友だち。古くからの付き合いだし性格の違いや棲み分けができているので成立するんだろうね。まるで小松左京や星新一やツツイらの昔の対談(例えば『SF作家オモロ大放談』)を思い出してニヤニヤ(時に大笑い)してしまった。だけど、こーゆーのを読むとフツーの小説を読めなくなるから困るんだよな。339ページの短篇はブライアン・W・オールディスの「小さな暴露」(『ニューワールズ傑作選№1』所収)ですが入手は困難かと・・・。375ページ

2009/11/03

ソラ

内容(「BOOK」データベースより) 某月某日、満を持して集まった4人の男たち。されど無きに等しい展望と計画…。とりあえず酒を飲み、スルメをかみしめる。するとわき出るように溢れ出す言葉のバトルロイヤル!!どーでもいいこと悪いこと、とことん熱く語りぬく。脱線につぐ脱線で、どこへ行くのか漂流座談会。問答無用のライブな一冊。

2009/03/20

マーンムート

話の流れが、あっちにヨロヨロ、こっちにヨレヨレ。まあ、いかんせん発作的なのでしかたない。旧知の四人だからできる、この絶妙な間が面白い。 しかし、沢野画伯のキレ方が半端ない。やはり天才か・・・。

2011/10/26

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