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終りの美学 (角川文庫 も 5-32)

終りの美学 (角川文庫 も 5-32)

終りの美学 (角川文庫 も 5-32)

作家
森瑤子
出版社
KADOKAWA
発売日
1998-11-01
ISBN
9784041552421
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終りの美学 (角川文庫 も 5-32) / 感想・レビュー

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団塊シニア

53歳という若さで21年前急逝した森瑶子の最後のエッセイ、男と女、人間ドラマ、創作への情熱、健康への不安等が綴られてます。事務所の代表本田氏の解説にグッとくるものがあります。

2014/12/07

ねこまんま

懐かしくて森瑤子ワールドにはまってます(笑) これも超短編エッセイなので読みやすい。 でも、このバブル感はハンパじゃないね。 当時、「一億総中流意識」と言われ、景気は上がるものだと思っていたので、頑張ればこういう生活を手に入れることができるかも?と思っていたお嬢さんは私だけではないはず・・・ 時は過ぎ、著者の年齢に追い付きつつあるわが身は、彼女のような華やかな生活をもはや望んでいないことに気づきます。 あの上昇志向は若さだったのか?時代だったのか?

2016/08/18

みゆまみゆ

図書館本。ああぁぁ!読んでいて、森さんに違和感を感じる自分がショック!昔 あんなに好きで憧れたのに!森さんの精神的に自立して、裏ではジタバタしていたり、葛藤をかかえていても、スッとクールな姿勢に惹かれていたのに。主婦がはしゃいでいるのを批判したり、何かとお金での表現をしているのが、何だか器が小さく感じて。保存してある小説を読んで、違和感を感じるのが、怖くなってきた。バブルの頃って、肩の力を張っていたよね。出来るカッコいい女を目指したよね。時代の価値観なのか、私が堕落したのか。続

2015/08/13

su-zu

昨夜、友達が忘れていった本、あまりの懐かしさに一気読みした。1993年単行本刊行時に一度読んだのだが、再読するとあのころの時代の雰囲気があまりにもまぶしかった。きっと若い世代の人にとっては夢のような世界なのだろうけど、あのころはこんな風に、一流の遊びを苦も無くこなしている人がいっぱいいたのだ(自分は違うけど)。閑話休題、森さんのように美学を語れる作家さん、今は見当たらない。いいエッセイが、もっと読みたいな。

2015/06/28

トフスラン

あんまり共感できなかったわ。なんていうか、経済レベルが違いすぎて、私はそんなふうにお金使えないので、住む世界が違うっていうかね…。でも芸能人とか有名人とかってとにかく幾つになってもパワフルな気がする。夜更かしも飲酒も恋も若いときのまま。そういうバイタリティがないとセレブにはなれないのかも。

2014/12/02

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