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ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1)

ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1)

ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1)

作家
松任谷由実
出版社
KADOKAWA
発売日
1984-05-01
ISBN
9784041580011
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ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

松任谷由美の聞き取り本。筆者は山川健一。様々な歌詞と少しの写真。母親との対話がある。なかにし礼の話題ではじまる。映画「魔女の宅急便」で主題歌になった「ルージュの伝言」。松任谷由実の歌を理解する手助けになる。

2012/10/06

kinkin

少女の頃、デビューした頃、結婚、その後のアルバム作りなど。文庫版の初版が昭和59年となっているので約30年前くらいだろう。いきなり”私は天才です”で始まり掴まれた。けっこう早熟(という書き方は変かも)だったようだ。中学3年の時は地元のミュージシャン達と交流があったということはやっぱり音楽は出来上がる寸前だったのか。意外なのは自身のセックスについてズバリと感想が書かれていたこと、ざっくばらんな性格。面白いのはトレーニングウェアの宇宙人を見たそうだ。聞き書きは山川健一氏だった。

2016/08/18

GAKU

1984年刊行。ユーミンの中学生の頃から刊行時の30歳手前くらいまでの頃までを語った、インタビュー本。昨年刊行された山内マリコさん著「すべてのことはメッセージ 小説ユーミン」を読みたかったのだが、図書館の予約件数が凄かったので、すぐ借りられたこちらを読みました。”ユーミン”やはり普通の人とは感性が全く違う。「私は天才。」と文中によく出てくるが、確かに天才だと思う。日本の音楽業界で唯一無二の存在だとあらためて実感。巻末の母親との対談も面白かった。お母さんもかなりぶっ飛んだ人でした。

2023/01/30

赤い肉球

ユーミンのエッセイは初読み。初版から30年経ってるので、さすがに時代の古さを感じさせるエッセイだった。ユーミンはまだ30代。松任谷になりたての頃かな?私がユーミンをよく聴いたのは荒井由実でアルファレコードの頃だったので、作中に出てくる歌詞の半分は口ずさめない有り様だった。ずっと聴き続けてこなかったのを後悔。洋楽にも詳しくないのでユーミンがどういう音楽に影響されたかあまり理解出来ないのにも後悔。お母さまとの対談が面白かった。ユーミンの人となりを知るのには良い一冊ですね。

2016/01/11

しゅん

80年代、第二次ユーミンブームの頃の山川健一による語り下ろし。笑ってしまうくらいの自信家っぷりで、しかも「40歳になってもキャッキャ言われたいの」と素直に欲望を語る(そしてそれは現実のものになる)。この真っ正直な生意気さと中学生の頃からトンガって当時のアンダーグラウンドシーンで可愛がられてたという早熟さがユーミンだなと改めて実感。『ひこうき雲』について、自分のイギリス音楽趣味とキャラメルママの(ユーミン自身は好きではなかった)アメリカ趣味がクロスしていたと言っていて色々納得したものがあった。

2019/01/24

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