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宇宙皇子 7 (角川文庫 緑 653-11)

宇宙皇子 7 (角川文庫 緑 653-11)

宇宙皇子 7 (角川文庫 緑 653-11)

作家
藤川 桂介
いのまたむつみ
出版社
KADOKAWA
発売日
1988-03-10
ISBN
9784041653111
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宇宙皇子 7 (角川文庫 緑 653-11) / 感想・レビュー

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いおむ

既読済みです。

2018/10/08

黒蜜

面白かったです。これまで何事も一人ややってきた皇子ですが、指導者となって、思うように動かない歯がゆさを感じ、また一つ成長するという…。ところで、ノベルズ版のイラストは地上編ではこの巻が一番かっこよかったと思う。

2015/12/15

かず

おづぬの流刑、皇子は金剛山の指導者となる。さまざまな苦難の末、人としての成長を見せる皇子。律令によって国を安定させようとする朝廷だが、これは権力を持つものが自らを守るためのものである。庶民の暮らしを楽にするものではない。 現代においても政治は庶民を守るためではなく、一部の特権階級のために行われている感がある。ぜひとも庶民目線での政治が行われてほしいものだ。 物語は幸せの国を求めて皇子が出発して次巻へつづく。

2014/06/07

ペタル

小角不在で宇宙皇子が指導者として頑張るお話。しかも、霊力を使わずにどこまでいけるか、と限界にも挑戦。最後は燃え尽きて、気力回復に時間がかかるが、小角再会後の二人の会話が印象深かった。大宇宙からすると、小宇宙で生きる自分達はちっぽけだけど、生き生きしていなければ小宇宙は輝かない。病魔を倒したことは、例えば雨が地面に染みて外見は変化がないように見えても、必ず変化を与え、人々の活力に繋がっていく。それが「倭」のまほろばとなり、美しさを感じながらの生活となる、と。心が洗われるような対話だったなぁ。

2010/07/06

ゆう

指導者としての責任と重圧、他の鬼との対立…優れた指導者の小角と比べるとあまりにも未熟な自分というものを思い知りながら、それでも自分なりの指導者像を描き努力する。人とのかかわりの中で成長しながら前に進もうと努力する姿勢はすごいと思う。

2012/09/25

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